「 家庭の事情とは言え転職をするべきではなかった。 」とても後悔している40代の女性は意外にも多いのではないでしょうか?

正社員として働いているのであれば、育児休暇や介護休暇という休暇制度があり、ある程度の保障はされています。しかし、それらの保証制度を使い果たした後は泣く泣く退職の意向を示さなければならない職場環境も多いようですね。子育てを背負っている女性にとっては非常に不利な状況だと考えています、実にアンフェアです。

谷所さんは、以前も現在も菓子業界勤務の42歳。前職は営業部のオフィスワーク、バリバリのキャリアウーマンだったと聞いています。そんな彼女は、現在店頭販売のアルバイトをされています。彼女の身に何が起こったというのでしょうか?

40代キャリアウーマンが選んだ選択

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大学を卒業してからすぐに、菓子業界に就職し長らく営業部一筋で従事してきました。営業部の中でも店舗を統括する部署にいて、主に販促活動の発案や店頭業務のフォローなどを行っていました。店舗で処理しきれなかったクレームを対応することもありました。とてもやりがいがあり理解のある会社だったので、結婚をして子供を産んだ後も産休をとって続けていました。

子供は保育園に預けながら、周りの協力もあり働いてきましたが、子供が小学校に上がった時に転職の動機となる出来事が起こりました。

転職のきっかけとなったのは子供の不登校問題です。心のあり方にムラがあった子供が不登校気味になり、一緒についてフォローする必要がありました。そのため正社員として働き続けることが困難になってきたのです。シフトの融通が利く新しい職場へ転職する必要がありました。

転職活動の主な手段は、「 an 」や地元の就職情報誌「 アルバイト北海道 」を活用したり、ハローワークにも行きました。販売に関わる仕事には未練があったので、似たような業種をメインで探していました。最終的なきっかけとなったのは菓子業界のつながりで、同業他社から声をかけていただいたことでした。前職の経験を考慮しての採用でもありました。

40代で転職するにあたり心配だったこと

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給料より何よりもまずは、家庭の問題をしっかり理解していただけるかどうかが心配でした。転職の1番の目的は子供の心の回復を最優先する事だったので、現状を面接でもしっかりとお伝えしました。

以前の職場が各部署ギリギリの人員体制で行っていた会社なので、1人穴が空くと、周りの社員に大きな迷惑がかかるような環境でした。しかし転職先の新しい職場は、広告費よりも人件費にお金をかけるスタイルの会社で、「 その辺においては心配ないよ 」と声をかけていただきました。また、店頭販売でありながら、なるべく子供に合わせたシフトで勤務できるような配慮までしてもらえたのです。

ありがたくもあり、反面このことがとてもプレッシャーになりました。在籍している間はたとえアルバイト勤務であろうと、それ相応の仕事ぶりを見せないと白い目で見られるという思いがありました。前職で店舗を統括する立場にあったことも、過分な期待をされているような気がして心配でした。

さらに菓子業界の店頭販売は、20代の若いスタッフが多い現場でもあります。40歳を過ぎてからの転職で、周りとの年齢差に体力的にも精神的にもギャップを感じるのではないかという不安がありました。仕事ぶりによっては、前の会社の評判を落としてしまうのではないかという心配まで抱きました。

正直、正社員ではなくなったという社会的な不安はありませんでした。家庭の問題と新しい職場への適合性など、課題は全て自分の中にありました。前職の立場を必要以上に誇示してしまわないか?期待以上の仕事ができないポンコツおばさんと思われたら、どうしよう・・・。仕事と家庭の問題と、しっかりと日常生活での切り替えができるだろうか?色んな不安が押し寄せました。

40代の転職で年収300万円のダウン

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前職の時は年収にして約500万円受け取っていました。勤続年数も長かったことと、年功序列型の会社だったので、そのまま勤めていれば年収も上がっていきました。転職先の職場の雇用形態は、1年ごと更新の非正規社員でしたが、給与はアルバイトスタッフと同じ条件だったので、時給換算です。

当然それまでもらっていたような年2回のボーナスもありません。しかもフルタイムなので、社会保険や雇用保険など、毎月に引かれる額はそれ相応あります。手取りとして受け取れる金額は約16万円ほどでした。年収にすると200万円弱。つまり前職に比べて同じ業界とはいえ、半分以上年収が下がってしまいました。

当然それまでとは家計にかかるお金を見直さなくてはいけません。特に賃貸の住宅なので、家賃は前職の給料をあてにして決めた物件でした。当然給料にかかる家賃の比重は、かなり大きくなってしまいました。かといって、子供の問題もあるので簡単に引っ越しというわけにはいきません。今夫婦が受け取っている給料で、何とか生活をしていくしか方法は無いのです。

それまで当たり前のようにしていた外食も見直さなくてはいけなくなりました。さらにお祝い金をケチって、結婚式に招待されても欠席で返事を出したり、友人へのプレゼントや家族へのお土産など、交際費にかかるお金を自粛するような生活に変わっていきました。1円でも安いスーパーを選んで買い物の仕方を吟味したのも、転職してからです。

40代で転職すべきじゃなかったと後悔したこと

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子供のことを思えば必要な転職だったとは思っています。会社の協力のおかげで、子供と過ごすことが出来る時間が多くなったことがとてもプラスになりました。何よりも子供の精神状態が安定して、不登校から快方に向かっていったことが救いです。しかし一方で、もう少し前の職場で頑張ることができなかったか?と思い返すことが多々あります。前の職場でも子供の状況を理解してくれていて、「 できるだけの協力はする 」と声をかけていただいていたからです。

その優しさに堪えきれなかったのは私の方でした。

古くから勤めていることもあって必要以上の情を、会社に抱いていた部分があります。優しい声掛けはしてくれるけれども、実際のところ現場には迷惑がかかってしまうというプレッシャーに耐えられなかったのです。もちろん今でも正社員に対するこだわりはありません。しかし現実問題として、子供が欲しいものも我慢させることが多く、家族の洋服を買うこともほとんどなくなりました。

ママ友のランチを断ったり、昔からの友人の飲み会もほとんど参加しなくなりました。

また非正規社員とはいえ、働く時間は以前と変わりはありません。元来真面目な性格なので、仕事にかける情熱には全く違いはありません。それなのに年収にして倍も違うのかと思うと、何のために毎日時間を割いて働いているのか、訳が分からなくなる時があります。

家族にさえ「 もう少しじっくり考えてから転職すれば良かったね 」と言われる始末。プライドが高いので、自分で下した決断は間違っていないと、一生懸命自分に言い聞かせているところです。

もしも、これから何らかの事情で非正規社員への転職を考えている人がいれば、お伝えしたいことがあります。現在は、雇用の違いによる仕事の差はほとんどありません。違いがあるのは、年収だけです。むしろ、非正規社員にかかる負担は大きくなっているような気がします。ぜひ、その点を考慮に入れて、今の会社で自分の捉え方次第で変えられることはないか?ということを検討してからの転職を強くお勧めします!

40代で転職して年収が200万円以下なっOLまとめ

最後に要点を纏めておきますので、参考にしてください。

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転職支援をしている斎藤でした。

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