40代は何を優先してアピールすべきか考える

「自分には、アピールできる材料や資格がなく転職活動がうまくいかない」と嘆いている40代は実に多いですね。

しかし、アピールできるものが全くないのは本当でしょうか?私が転職支援をしてて感じることは、多くの40代が過去の経験は語れても、汎用できる強みとしてアピールできていない事実。

40代の転職では、実務能力だけではなく採用担当者を納得させるプレゼン能力が採否のポイントです。

履歴書・職経歴書・面接の全てが応募先企業へのプレゼンテーションの場であることを覚えておかなければ、40代の転職は失敗してしまいます。

40代は欲しいと思わせるプレゼン技術があればよい

Green9_flo20141123175723_TP_V 君が欲しいと思わせろ!40代が転職で成功するには自分をプレゼンせよ

転職活動において、適性検査や筆記試験を行う企業が少しづつ増えてきているものの、未だ多くの企業で点数では表しにくい応募書類や面接で採否の判断を行っているのが現状です。

つまり、採用担当者が好感を持つプレゼンテーションを行う技術を覚えれば、採用される可能性がぐっと高まってきます。

転職支援をする中で、これまでの経験を漠然と伝えることしかできなかった方が、応募書類や面接を通じて採用担当者にプレゼンする姿勢を学ぶことによって、今までとは比べ物にならないぐらい良い結果を出されています。

クライアントがぜひ欲しい、自社で取り入れたいとイメージさせる構成で行われる商品や企画のプレゼント同様に、40代以降の転職においても、応募者自身の履歴書、職務経歴書、面接を通じてどのようなプレゼンをしたらいいのかよく考えてみてはどうでしょうか?

40代以降の転職においては、豊富な経験のうち、何を最優先に伝えるべきかを考えておくことも非常に重要です。

書類選考においては、まず採用担当者は書かれている内容から応募者の職務経験や人物像をイメージします。また面接時には、応募者の回答や態度、表情から自社にふさわしい人材かどうかをチェックしていきます。企業が欲しいと考えている人材とマッチングすることを、応募者自身がプレゼンしなければ採用担当者の心は動きません。

ゆえに、これまで全ての職務経歴を、採用担当者に伝えればいいわけではありません。

40代は転職で具体的な経験に基づいてプレゼンする

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採用担当者の気持ちを引き寄せるためには、企業が必要としているスキルや経験を自分は持っていて、その経験を生かして応募企業に貢献できることを採用担当者にイメージさせなければなりません。

企業にとって採用とは、億単位の商品を購入するのと同じ感覚を理解するべきでしょう。

年収500万で40歳から65歳まで25年間勤務すれば、1億円以上の人件費になる計算です。それゆえ、採用担当者にとって採用の失敗は致命傷にもなりかねませんから採用後、確実に能力を発揮できる確証が必要です。

採用担当者に間違いのない人物と確証させるために、使える人物なのか使えない人物なのかを考えさせるのではなく、応募者が自分自身をプレゼンすることで活躍する人物であることを理解してもらうことが重要になってきます。

特に長年勤務してきた方は仕事に大きな変化がなく、自分のスキルや経験について深く考える機会がなかったのかもしれません。しかし、これまで会社から給料をもらい、仕事をしてきたわけですから、誰でも培ってきた職務能力はあるはずでしょう。

40代がアピール可能な強みは職務経歴の中に必ずある

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繰り返しになりますが、40代の転職で、応募企業で発揮できる能力を採用担当者に理解してもらえなければ、採用には至ることはあり得ません。自分自身を見つめなおして、他社で通用する仕事の強みを考える必要がありますよね?

アピールできる材料がない40代は、これまで経験してきた職務経験をただ漠然と伝えるだけであるため、採用担当者が興味を持つことはありません。

厳しい言い方になりますが、「できれば採用してください」というスタンスでは一生採用されることはありません。

昨年、私が転職支援をした40代後半の男性は、営業経験一筋でしたがどうしても総務職に就きたい希望がありました。彼が希望すると、ある応募先の社団法人で総務職として勉強会の運営スキルが求められていました。

当初は私も彼も経験がないため内定は難しいと諦めていましたが、彼には社内の勉強会や他社との交流会を開催した経験があり、加えて応募企業のセミナーにも参加したこともある事実が判明したため、面接時に是非アピールするべきとアドバイスしたところ、見事内定をもらうことができました。

40代は他社で汎用できる強みを職務経歴から探そう

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40代以降の転職者が、自分の経験なんてたいしたことはないと謙遜していては、絶対に採用されません。

40代だからこそ、豊富な職務経験から他社で汎用できる強みを整理して積極的にアピールすることができます。

これまでの職務経験をどのように自社で生かせるかを採用担当者にイメージさせるのではなく、応募者自らがこれまでの経験から活かせる部分を掘り出して、積極的に伝えることが必要になってきます。

逆に、応募者がいくら素晴らしい強みだと考えていても、時代や社会に即したものでなければ興味を持ってもらえません。

それでは、さまざまな募集要項の歓迎スキルをチェックしてみましょう!

これまでの自分の職務経歴と合致すれば、それこそが他社でも汎用性のある職務になりますよ。

40代は転職先に求められている人物像を把握せよ

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応募書類の作成や面接においては、何をアピールすべきか十分に検討するべきです。

検討するためには、応募企業が求めている人材を客観的に分析したうえで、これまでの経験から合致するところを強調してアピールしていきましょう。

中途採用においては、既存社員の退職等の理由で募集するケースが多く、入社後すぐに戦力として生かせる人材を採用するため、応募書類作成や面接ではこの点を強く意識する必要が出てきます。

採用担当者は、40代の応募者が自社で求めている人材をしっかり把握できているかどうかをチェックしているため、的外れのアピールをしているようでは、採用意欲が湧くことはあり得ません。

40代の転職では、職務経験が長いため職務経歴書で延々これまでの経験を記載してしまう40代が多いのですが、応募企業で必要とする職務経験でなければ意味がありません。

同じように面接も、多くの経験を語っても関連性がない内容であるならば、自社で求めている人材と異なると判断されてしまうため、40代転職者は特に注意を払うべきですね。転職サイトに記載されている社風等についても、これまでの仕事のスタンスと共通している点を伝えることによって、採用担当者は関心を持ってくれます。

企業によって多少は異なるものの、40代の転職ではオールマイティに何でもこなせる人材ではなく、求める職種に特化して優れた実績や能力のある人材を好む傾向があります。

40代は役職がなくても指導力をアピールするべし

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40代以降の転職者は、マネジメント能力を求められることがほとんどです。

部下の管理やリーダーとしての経験が全くない人もいますが、応募企業が求めているのであれば経験がない回答では採用には至りません。

一般的にマネジメント能力とは、通常、部門を統括した経験や部下の管理、指導経験を表します。役職がなくても、新人の指導やリーダーシップを発揮した経験など、アピールできる材料を掘り起こしてみてください。

入社後、部下の指導や管理を求められるのであれば、管理職経験がなくても問題なくやれることを示せばよいだけのことです。

転職支援をする中で、長年経理に携わってきた40代から「全く内定が取れない」と相談を受けたことがあります。彼は経理マンとしての実務能力は問題ないのに、何故採用されないのか疑問に思っていましたが、後日模擬面接をした時に何故内定を取ることができないのか?という理由が判明しました。

彼は部門を統括することや部下の指導に全く興味がなく、定年まで前線で実務をこなしたい希望があったため、面接時に部下の管理経験を問われた際、正直に経験がないと答えてきたのです。企業としては、40代であればいずれ部門を統括する立場の人間になってほしい意図があります。

そのため、役職経験がなくても後輩の指導経験やリーダーとして心がけたことを伝えるように彼に指導した結果、見事に内定を勝ち取ることができました。この一件以来私は、40代中高年のやりたいことを押し通すだけでは、採用が難しいことを改めて実感しました。

応募企業が求めているのであれば、リーダーを補佐した経験であっても積極的にアピールしていくべき。一方で管理職として豊富な経験がある方は、応募企業に即した管理を意識する必要があります。たとえば、大企業と中小企業のマネジメントは、求められている職務範囲が全く異なってきます。

豊富なマネジメント経験があっても、一流企業で多くの部下を管理してきた経験を押し通すだけでは、自社には馴染まないと判断されるケースも少なくありません。

特に中小企業に採用された場合には、プレイングマネージャーとして採用されることがほとんど。管理能力と共に実務能力をアピールし、既存社員に信頼されるように努力をしていく謙虚さも示すべきでしょう。

これまでのマネジメント経験における実績や心がけていること、さらに部下とどのように接してきたかについて、具体的に説明できるように整理しておくべきでしょう。

転職を成功させる秘訣は自分自身をプレゼンする技術

それでは、最後に要点をまとめておきます。

  • 40代は求められている人物像を把握する
  • 40代は役職がなくても指導力をアピールする
  • 経験豊富な40代は、企業の実態を把握する
  • プレゼンは過去の具体的な出来事に絡めて行う
  • 誰にでもアピールできる材料は必ずある

それでもアピールできる材料がないと嘆いているコンサル生がたまにいますが、本当にサラリーマン人生の中で何かに打ち込んだ経験はないものでしょうか?

新卒で入ったころと今を比べて、成長できている点はないのでしょうか?きっとご本人が気づいていないだけで、ネタはいくらでも出てくるものですよ。華々しいものでないくていいんです。是非思い出してみてくださいね。

転職支援をしている斉藤でした。

万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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