「 いくら応募しても面接にすら呼ばれない 」「 夫が、もう半年も転職活動せずにパチンコに明け暮れている 」といった類の話は絶えることはありません。

「 40代以降の転職は、転職エージェントに登録することから始めよう 」なんてしきりに言われているけど、登録すらできないじゃん!そもそも転職サイトで転職なんてできるのかよ?なんて噂も飛び交ってるほど、40代以降の転職は厳しい状況が続いているようです。

私も、40代でリストラされて転職活動をした前半戦は、惨憺たる結果でした。前職での引継ぎが4月中旬までかかってしまい、転職活動もなし崩し的に始めたのが敗因でした。

いい求人があったら応募するスタイルで40代以降の転職を乗り切ることは不可能です。40代以降の転職活動は、営業活動とほぼ同様の特徴を持っています。これまでいくつかのノウハウとテクニックを紹介してきましたが、これらは40代中高年が転職するための戦術です。目的に沿って戦術をどう組み合わせるかを戦略と呼びます。

場当たり的な40代の転職活動は失敗して絶望する

営業活動においても40代の転職活動においても、戦略的に行動することこそが、結果的に一日も早い目標達成を叶える手段です。

しかし、残念なことながら、実際に40代からの転職において戦略的に実行している転職者はまれです。わずか2%あるいはそれ以下の転職者しか実行できていないと考えています。100人の転職者がいれば、98人は無計画に転職活動を開始するため、上手くいかず絶望していきます

それは、多くの40代が経済的な問題を抱えていたり、家族や周囲からの圧力に耐えきれず、なし崩し的に転職活動に突入してしまうことに原因があります。できるだけ早い転職を果たしたいという思いが強いためなのでしょう。それゆえ、場当たり的に目先の求人情報に飛びついてみたり、自己価値の再認識や将来のイメージを持たないまま書類作成や面接に挑んだりすることにより、かえって転職活動を長引かせてしまう現実が待っています。

営業戦略を持たない営業活動が成果を生まないのと同様に、求職活動も上手くいくはずがありません。焦る気持ちを抑えて、まずは落ち着いて戦略的な活動を行うための環境つくりから始めるべきでしょう。

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40代はゴールを明確にしなければ転職が失敗して絶望する

転職先に内定をもらい入社し定着するまでがゴールだと考えなければなりません。ゴールまでの期間を限定しなければ、40代からの転職活動は前に進みません。まずは、どれだけの期間を求職活動に費やすのか?また、どれだけの期間活動することができるのかを考えなければなりません。

私自身、リストラ宣告されてから活動に入った3月から8月の前半戦は、何の戦略や戦術も使わずに、無計画で転職活動を行ってしまいました。結果的に5月に1件、8月に1件の計2社から総務職として内定をいただきましたが、惨憺たる結果だったと言えます。

私と同じように、場当たり的に活動を開始した40代中高年の方の傾向を見ると、6か月から1年という長期での活動になってしまっているケースがほとんどです。しかし具体的にスケジュールを組んでモチベーションを保ちつつ戦略的に取り組めるのは、せいぜい3か月が限度でしょう。

転職活動が長期に及べば及ぶほど経済的に苦しくなりますし、モチベーションをその期間中ずっと維持し続けられることは極めて困難です。

また失業している期間の生活は、転職活動はしているものの仕事をしている日常とはかけ離れています。自分自身は忙しく活動してはいても、ビジネス上の会話をする相手がいないため、長期に及ぶ職業上の空白期間をもつ40代中高年は、連続して会社勤めをしている人と会話がスムーズにいかないことさえありえます。

それは、ビジネス上の常識を忘れていたり、新しいビジネスの話題についていけないことがあるということを意味します。これらの事態は、面接の時の印象にモロに現れてしまう重大な問題です。したがって、可能な限り短期間で就職を成功させる必要が出てきます。

とはいうものの、1か月での転職は絵に描いた餅のようで、非常に困難です。履歴書類を郵送して効果が現れるまで、最低でも1か月から2か月必要になります。それゆえに、少なくとも2か月あるいは余裕をみて3か月前後は転職活動を行えるよう考えるべきです。

転職活動では支出を把握しておくことも超重要

考えておきべき要素は次の通り

  • 毎月の家計費
    食費、光熱費、家賃や家のローンなど、絶対に外せない費用を把握する
  • 時期的支払
    ローンのボーナス払い、車検、各種保険、年金、子供の養育費等、一時的に生じる一括払いの予定を把握する
  • 転職活動費
    転職に要する活動費の概算を行い、あらかじめ予算として見込んでおく
    切手代などの細かい出費が意外に多いため、合計するとかなり大きな金額になります。
    あらかじめ予算を立てておくことで予想外の金銭ロスを防ぐことができます。
    活動費には、ハローワークや面接に行く交通費だけでなく、書類発送の消耗品費や通信費、プリンタートナーなどの消耗品も含みます。
  • 活動中の収入

 

以上3つの支出に対して、転職活動中の財源を確保します。
基本的に、失業保険給付などの収入のほかに、アルバイトや貯蓄、借入金などを確認して、万が一の事態に備えるのが一般的です。

このような要素を考え合わせた結果、適切なゴールを設定していきましょう。 これは4月までといった曖昧なものでは意味がありません。3月25日までに転職を実現することを明確にしなければなりません。40代からの転職活動のスケジューリングは、このゴール日から逆算して行動を開始することになります。


場当たり的な40代の転職活動は失敗して絶望するについていかがでしたか?
最後に今回の要点についてまとめておきますね。

・場当たり的な活動は、失敗のもと
・戦略的に行動することこそ、目標達成に繋がる
・ゴールを明確にしなければ、転職活動が長引いて絶望
・収支は常に把握して、万が一の場合に備えること

私自身、4月から8月の前半戦で1件内定し、その企業へ入社。直属の上司のパワハラに耐え切れず試用期間て退職。12月から翌3月までの4か月は戦略的に計画を練って行動した結果、7件内定を勝ち取り、無事現在の職場に転職できています。

転職エージェントやハローワークでの辛辣なアドバイスは二の次と考えて、「 自主主導 」で戦略的に転職活動を行ってみませんか?今までとは違った世界が見えてきますよ。転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤でした。

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