「 転職回数が4回以上ある中高年は、本当に再就職することは不可能なんでしょうか? 」とYahoo!知恵袋の回答を鵜呑みにしている40代が今日も私に質問メールを送ってきます。

私自身、40代でリストラされて活動をした際の転職回数は実に5回オーバー。内訳は正社員3社、派遣社員1社、契約社員2社の計6社です。転職回数についての質問はもう散々受けてきましたよ。本当にウンザリするぐらい。

結果から言えば、私のように転職回数が多くても転職できてしまいます。転職回数にこだわる企業はお見送り、転職回数が多くてもキャリアの一貫性や功績を認めてくれた企業は確実に内定です。

そもそも転職回数はどうやって数えるのか?

40代で1度でも転職を経験した人の割合は86%。この結果から分かるように、現代において転職をする中高年は非常に多いです。

そもそも、転職回数ってどうやって数えるのか?と疑問に思う方も多いと思います。

転職回数を聞かれた場合、一般的に言えば「 正社員として勤務した企業数マイナス1を転職回数とする 」という企業が多いです。諸説ありますが、派遣社員やアルバイト・パートなどの勤務は転職回数としてカウントしないことが多いと言われています。

一方、私が100社以上登録しまくった関西の転職エージェントの90%以上が、「 アルバイトとパートタイムは転職回数に含まないが、派遣社員と契約社員は含む 」と説明してきました。

正直、正社員の履歴だけで押し通してもよかったんですが、便宜上彼らの説明に従って履歴書をブラシアップしていきました。自分の主張を繰り返していては、これからパートナーとして二人三脚で転職活動を進めてくれるキャリアカウンセラー達に申し訳ないと考えたからです。

40代の転職回数は何回までなら許容されるのか?

何回までならOKというのは企業や採用担当者によって異なるので一概には言えませんが、業種や職種によっては傾向がハッキリと出ていましたね。

私が受けた業種で言えば、ベンチャー企業とIT企業は転職回数に対してかなり寛容的でした。一方、古巣の製造業は未だ古い体質が残っているためか、転職回数ばかりを気にしていました。私の職歴の内容などスルーでしたから。

6d561157a93b73929e0b2a9ee71f8da2_l 40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?

40代の平均転職回数は?

40代の平均転職回数は4回と言われています。正社員だけで5社までならマイナス評価を受けることはないと言われています。

エンジャパンが、2014年1月31日から2014年2月27日に行ったアンケート結果から、40代で転職を経験したことがない方はたったの14%だと読み取れます。実に5人中4人以上が1度は転職を経験する計算になります。一昔前の日本においては、1つの企業で定年まで働くことが当たり前の世界でしたが、一生のうちで転職をしたことがない人のほうが少数派になりつつあります。

確かにまだまだ日本は海外に比べて転職回数は少なめですし、アメリカのように転職回数が多い=キャリアの積み重ねと評価される風潮もありません。それに比べると、日本では転職することが普通のこととして認識されていないのかもしれませんね。

ただ、下記の結果から見ても、転職することは当然のことになりつつあり、何ら特別なことと言ってられないでしょう。しかも、1度も転職を経験したことがない40代のほうが少ないのですから、未だ何故そのような風潮や古い考え方が残っているのか不思議でなりません。

6d561157a93b73929e0b2a9ee71f8da2_l 40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?

en ミドルの転職 より引用

40代で転職回数が多いと不利か?

転職回数が多い人が心配することがあります。

これは、転職回数が多過ぎると今度の職場を探し出す時に不利になるのではないかという恐怖です。

6d561157a93b73929e0b2a9ee71f8da2_l 40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?実際のところ、現在に至るまでの日本の会社ならば転職回数が多い人を「 不愉快なことがあったらすぐに退職する人 」「 忍耐強さが見受けられない人 」「 責任感を持っておらず、物事から逃げてばかりいる人 」とマイナス評価を受けるケースがほとんどだったということが現状でした。

しかしながら、現代の日本の会社は徐々に進化しています。年功序列が廃止され成果主義に転じ、結果が求められる時代がやってきました。このような職場環境の変移が起こっているおかげで、この時点での日本においては転職することが当たり前になって来ています。

それに伴って、転職回数が多いからといって採用過程において不利になるケースは減少してきていると言わています。

40代が転職回数について面接で聞かれること

面接においては、転職回数が多い理由について確実に質問されると考えてください。「 転職回数が多いのは、どのような理由があるのですか? 」と一括りにして質問されたり、新卒時から数えて1社づつ説明させられる場合もあります。私の場合、後者の方がダントツに多かったですね。こういうのは、本当にウンザリします。

「 上司と反りが合わなかった 」とか、「 同僚のイジメで体調を壊してしまった 」という個人の感情やのいきさつをアピールすると、言い訳にしか聞こえません。とにかく「 これが最後の転職としたい。真面目に取り組んでいつまでも、御社に貢献したい 」との心構えを説明することで、仕事に対する姿勢や熱意をアピールできます。

「 親の介護のために、無念だったが退職した 」ケースもあれば、「 当初聞いていた就業条件とまるっきり違っていた 」といった理由を話しても、そこは問題ありません。

6d561157a93b73929e0b2a9ee71f8da2_l 40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?どこの職場でも起こり得る対人関係的な不満は転職の理由としては、NGと考えるべきでしょう。 「 どうして同じ企業でジョブチェンジしなかったんだろうか? 」「 ここまで勤めてきた中においてのアピールポイントは何か? 」等々の、考えうる質問に対し十分な準備をしておくことをおすすめします。

これらの質問に対する回答法について、少し紹介しておきます。

1点目は「 だだ1か所の企業で通じる仕事術でなく、どこの業界で実施しても働けるようになっていたいから 」といった回答方法。短絡的に転職することを望むのではなく、目的意識を有する人材だというのをアピールできます。

これまでに転職をしてきた40代のアピールポイントは、複数の職場で仕事に従事してきた経験があることです。ひとつの職場だけでの勤務経験しかない中高年は、その職場における仕事のプロセスだけしかわかりません。

それに比べ、転職を繰り返してる方は他の企業の仕事の手法も理解しています。そういうわけで、転職先の仕事手法に対して臨機応変に対応していくという考え方を実行に移せます。

このことは、転職を繰り返して色んな職場を経験済みの人だけが持っているメリットとなります。

2点目が「 会得したいスキルが身に付けられなかった 」といった回答方法です。転職回数が多いことを強みとするには、何かしら目標を持って転職したと採用担当にアピールするわけです。「 10年間階級が上がることはなかった 」とか「 月収が低かった 」というようなネガティブな理由で転職をしたと口にするのは問題外です。どちらにせよ、転職の目的が上昇志向だったことをアピールします。

40代が転職回数をごまかす行為はありか?なしか?

転職回数が多いことにコンプレックスを持っている40代が、時に転職回数をごまかすという行為に出てしまうことがあります。

履歴書や職務履歴書は、言うなれば「 盛られまくった書類 」であることは、採用を担当している側から見るとごくごく当たり前のことです。ですからある程度は仕方のない行為だと考えていますが、あまりにも大きな嘘は経歴詐称という犯罪に繋がります。

6d561157a93b73929e0b2a9ee71f8da2_l 40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?また厚生年金や雇用保険などの加入期間からバレてクビになったという都市伝説がありますが、個人情報が盛んに叫ばれている現代においてはあり得ない話です。

厚生年金手続きについては、原本を提出する必要はなく、基礎年金番号が分かれば済みますし、雇用保険手続きについても、雇用保険被保険者番号が分かれば済んでしまいます。しかも前歴調査さえも空前の灯ですから、あなたが転職回数をごまかし通せる自信があるのならば、それが可能な世の中になってしまったと考えるべきです。

そういう理由から転職回数をごまかして内定を勝ち取ることは可能でしょうが、入社してから地獄を見る羽目に陥る可能性があることを忘れてはいけませんよ。

会社には就業規則という規則集が必ずあり、そのなかには必ずと言っていいほど「 経歴詐称は懲戒免職に該当する 」との文言が入っています。

経歴詐称して入社したあなたは、必ず後悔の念に駆られます。いつバレるのか、バレたらどうしようというプレッシャーがあなたにのしかかってくるでしょう。そんな精神状態の中、まともな仕事ができるとは思えませんし、負い目を感じながら長く勤めることも難しいでしょう。

詐称には該当しませんが、3か月以内の試用期間で退職した場合は経歴に含めなくてもよいと私は考えています。これも諸説あり、私の考えが絶対に正しいというわけではありませんが、私の履歴書に試用期間で退職した企業は入れていません。ですから、私の履歴書類には多少の空白期間が入っています。

当然の如く、面接においてその空白期間について聞かれる場合がほとんどでした。馬鹿正直に事実を全て話すのではなく、聞かれれば答えるスタイルで良いのではないでしょうか?

言わないのと詐称は別次元です。

転職回数が5回以上ある私が就職先に困らない訳についてまとめ

40代で転職回数が5回以上ある私が就職先に困らないその訳とは?についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

・40代で転職を経験した人の割合は86%にも上る
・40代の平均転職回数は4回である
・転職回数が多いからといって採用過程において不利になるケースは徐々に減少している
・個人保護法の観点から、転職回数がバレにくい世の中になった
・転職回数をごまかす行為は、自己責任だが精神衛生上問題あり

冒頭でもお話ししましたが、転職回数にこだわる企業からは確実にお見送りを受け、転職回数が多くてもキャリアの一貫性や功績を認めてくれた企業は確実に内定してきました。

古い慣習が崩壊しつつある今、転職回数が多い40代であっても、転職を繰り返して色んな職場を経験済みだからこそ持っているメリットをアピールすれば、すんなり内定を貰えるかもしれませんよ。是非頑張ってください、私はいつでも応援しています。

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