「 想像していた職場ではなかったので残念です 」「 転職先を完全に間違えました、この転職は大失敗です 」と後悔している40代は巷に溢れています。

私自身、前職で総務人事職として幅広くやってきたため、現在の職場でのギャップは未だに埋まっていません。例えば、社会保険の手続業務。従業員から質問が来れば、当然担当として回答するべきですが、全部社労士任せで口を出すことさえ許されていません。「 ちょっと間違っていますよ 」って指摘したら無資格者が何口出ししてるんだ!?とお叱りを受けてしまいました。正直ストレス溜まります。

結論から申し上げまして、転職におけるギャップが完全にゼロになることはありません。

今回はベンチャー企業と外資系という二つの分類で話を進めて行こうと思いますが、本来はこうした一括りは適切じゃないと考えています。その理由として、ベンチャー企業と外資系に関しては、さまざまな面での各社間での差があまりにも大きいからです。わかりやすく言うと転職のリスクも、その内容が個別に変わってくるということなのです。

最も危険なことは「 ベンチャー企業だったら、こんな社風だろう 」とか「 外資系だったら、こんな仕事の進め方をするはずだ 」との思い込み、それに合わせたリスクだけを想定してしまうことなのです。たとえば組織文化の個別性の違いは、ベンチャー企業と外資系では、日系の有名大企業より大きいものとなるのです。

ベンチャー企業の場合、一定の比率でオーナー企業が必ず存在しています。ここに、よく考えておくべきポイントがあるので紹介しておきます。

40代は事前に組織文化を調査すべし

組織文化は、オーナー、特に創業者から大きな影響を受けています。オーナーの考え方の違いで、組織文化の内容がまったく異なってきます。また外資系企業の場合、どの国の系列かによって微妙に組織文化は変わってくるものです。そうなると、やはり自分に合った組織文化であるかどうか、なるべく事前に確認しておくべきではないでしょうか?

なお、日系企業、外資系企業という括りは一般論にすぎないのですが、それを承知のうえであえて特徴を述べますが、外資系企業では人事制度の中心に職務という考え方があり、個々の社員が担当する職務は明確に定義されています。

すなわち、個々の社員の責任範囲が明確化していることを意味しています。不必要な根回しは行なわずとも済むわけですが、その代わり自分が判断したことの責任は明確になります。

それゆえ日系企業から外資系企業へ転職する際は、「 多くの人に根回しするのは得意だが、意思決定はゆっくり 」というスタイルを「 根回しは最低限でいいが、意思決定を迅速に 」というスタイルに変更しなくてはいけないというわけです。

Green11_kessai20141123152655_TP_V 転職後90日で90%以上の40代転職者は失敗してしまう事実

40代転職においてギャップがゼロになることはない

40代の転職活動において、転職先に関する事前の情報収集は重要なのですが、どれだけ緻密に事前の情報収集をしたとしても、ギャップをゼロにすることは実際問題として不可能です。やはり入社してみて、はじめて理解できることは珍しくありません。

そんな訳で、なるべくギャップをゼロにするのではなく、何か必ず期待外れのことがある、予測できないことがあるという心構えで入社するくらいでちょうどよいのではないかと考えます。

期待どおりのこと、また期待以上のことがあれば、ラッキーだと思えるくらいですと精神的にラクになるのではないでしょうか?各社の人事部長の話を聞いていても、とにかく入社して30日・60日・90日くらいの節目で転職者が失望していないか、細かく気配りをするそうなのです。

40代の多くは最初の3か月で絶望する

裏を返せば、入社直後の90日くらいで失望してしまう転職者がそれだけ多いのが実態といえます。即戦力として転職した場合、成果として期待されることは、職場に何らかの変革、またはイノベーションをもたらすことになるでしょう。これは、社内の多くの人からの協力を得ることによってはじめて達成できるものなのです。

そうなると、他人からの信頼を勝ち得るまでの一定期間、どんなに優秀な転職者でも成果は出ないことになりませんか?この一定期間は人や組織の状況によりさまざまですが、平均すれば、ほぼ半年と考えて間違いありません。すなわち、誰もが半年は目立った成果が出なくて当たり前という世界なのです。

その為に、最初の半年は苦しいものと考え、それを乗り切る対策を打っておくことが重要になってきます。おすすめとしては、採用担当者にお願いして、社内のメンターを紹介してもらうという方法を挙げておきます。メンターに、組織文化の特徴、組織回しのツボ、根回しのツボ、社内の人脈などを教えてもらおうというのが狙いです。


転職後90日で90%以上の40代転職者は失敗してしまう事実についていかがでしたか?
最後に、要点についてまとめておきます。

・事前に可能な限り組織文化を調査する
・転職におけるギャップがゼロになることはない
・40代の多くが最初の3か月で絶望している

私も職場でのギャップを埋めることができず2年が経とうとしています。ダメだと分かっていても前職と比較してしまうから余計に辛いんでしょうね。転職支援をしている斉藤でした。

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Green11_kessai20141123152655_TP_V 転職後90日で90%以上の40代転職者は失敗してしまう事実
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