40代で転職を検討した際、持ってるだけで有利になる資格があればいいと思いませんか?

世の中にある資格の専門学校は、転職やキャリアアップに役立つと様々な資格キャンペーンを繰り広げていますが、果たして本当に役に立つのでしょうか?実際役に立った40代はいるのか不安になりますよね。

役立つ資格と聞いて頑張って取得したけど、資格が役に立たなかったなんて後悔する前に、果たして資格はどれ程度転職に役に立つのか検証していきましょう。

独立系の資格をアピールしてしまったが故に、最悪の事態に陥ることもあり得るのです。

40代で新たに資格取得しても転職に有利とは限らない

40代で転職を検討した時、いわゆる人気の資格を持っていれば有利になると考えますが、実はそうとは限りません。我々40代は、これまでのキャリアに照らし合わせて、取得する資格の必要性を見極めなければなりません。

資格学校のキャンペーンにのせられて、闇雲に人気資格に走るのは時間だけでなく、多額の費用が無駄になってしまいます。

いい例が、社会保険労務士です。

社労士は、40代のキャリアアップに最適な資格としてキャンペーンされる独立系の難関国家資格。合格率は毎年10%前後と超が付くほどの難関ではないため、毎年何万人ものサラリーマンがしのぎを削って社労士試験に挑んでいます。しかし、果たして社労士が転職に役に立つのでしょうか?

私自身、事務職畑を歩んできた過程で社労士を取得しましたが、履歴書には一度も書いたことがありません。

何故だかお分かりでしょうか?

社労士は、確かに難関な国家資格で大いに称賛される称号です。

でも採用側からすると、「うちは足掛け程度で、経験を積めばどうせ独立するんだろう?」という目で見られます。

もちろん、あなた自身が独立する気など毛頭ないと考えていてもです。

しかも、採用官は自分の立場が危うくなるから、自分よりスキルが高く知識がある人物を採用しようとは考えません。怖いですよ、平穏無事な職場ルールを貫いていたのに、専門知識を持った部下にかき乱されるのは。一般企業の総務人事職に就くのであれば、持っていても書かない方が無難ですね。

まずは、自分の希望する業界や職種がどのような人物像を欲しがっているのか、確認すべきですね。

40代が転職に有利な資格を選ぶなら目的意識が重要

40代が資格を取得する際、何のために挑戦するのか?という目的意識をハッキリされておくことが重要です。

それには、これまでのキャリアや自分が会得したスキルを整理していく必要があります。

いわゆるキャリアの棚卸という行為です。今まで会得したスキルなりキャリアを一覧することで、これから資格を取得するために目的をハッキリさせることができます。

社労士を例に出しましたが、どんなに難易度が高い資格を取得しても、これまでのキャリアと関連性の薄い資格を取得したり、転職先が求めていない資格を取得しても評価されることはありません。

例えば、倉庫作業員に就くのに簿記や会計士の資格は必要ありませんし、介護職に就こうと考えているのにフォークリフト運転技能や危険物取扱者免許は必要ありません。

つまり資格を取得するからには、これから転職しようと考えている業界や職種との関連性を考えなくてはなりません。

場合によっては、資格取得が転職活動そのものに不利な影響を及ぼしてしまうこともあります。

履歴書を拝見していますと、資格欄に書ききれないほどの資格を、まるで勲章のようにアピールしてくる40代が後を絶ちませんね。もちろん、業界で必要な資格を書くのであればよいのですが、無意味どころか資格マニアの烙印を押されてお見送り確定です。

他の応募者との差別化を図りたい気持ちは分かるのですが、これまでのキャリアで勝負した方が無難。

我々40代は限られた時間を有効活用して、今後のキャリアや転職先が求めているであろうスキルを踏まえた上でチャレンジする資格を選ぶべきですね。

40代が転職の際に取得しておく語学と会計と運転系

40代の転職は頑張って取得した資格ではく、これまでに培ってきたキャリアと経験・スキルといったポータブルスキル、人間性が重視されます。これらが揃って初めて理想の転職が実現するため、じゃあ資格を取得しても無駄なんだ、意味がないんだって思わないでください。

資格は、これまでの経験や知識を客観的にアピールするための指針にすぎませんが、他の応募者との評価が横一線になった場合に威力が発揮されてしまいます。

資格取得事体は採用の決め手にはなりませんが、知的探求心や向上心の有無、応募先への関心度合いを示すパラメーターにはなり得るのです。

特に語学系と会計系の資格は、学習を持続しなければ取得できないため様々な業界で一定の評価を得ることが可能です。これらの資格の共通点は、初級や3級辺りは難易度が低く取得しやすく、2級1級と上がるととに難易度が増していくため努力も必要です。

総務部や人事課の職員は、こういう努力とか汗とか涙についつい共感してしまうものです。

難易度の低い級は、即戦力と判断されることはなく内定の決め手にもなりませんが、それぞれ単一の級を取得するのに、さほど時間がかからないので時間的ロスもないですよね?

また、一般的な転職攻略本には、「資格は2級以上なら書いてよし、3級を書いたら逆効果」なんて書かれていますが、私はあえて3級から書いていましたね。検定によって難易度が違うのと話題作りのためです。

40代転職では、全ての履歴書に中国語検定3級を書きましたが面接では大いに盛り上がり。何故中国語検定を取ったのか?中国語検定3級はどれ程度のレベルか?私が想定した質問が飛んで来、私の描いたストーリー通りに面接が展開していきました。

まぁ、これも登録していたエージェントのキャリアコンサルタントには何度も止められましたが。あくまで話題作りです。

また運転系は、普通自動車免許だけでなく中型免許や大型免許、客を乗せて走ることが出来る2種免許を持っておけば有利に働きます。

このご時世で、運転免許を持っていない40代が果たしているのだろうか?と疑問に思うかもしれませんが、意外にも自動車免許を持っていない40代は多いですね。女性の場合、普通自動車免許を持っていなくても疑問に思うことはありませんが、男性の場合持っていない理由を聞かれると考えてください。

採用担当が選ぶ40代が転職に役立つ資格BEST3

業界や職種・性別に分けると様々なオススメ資格がありますが、今回は一般的な資格を紹介しておきます。

  1. TOEIC
    資格ではありませんが、業界問わず英語力を示すことができるTOEIC。

    英語力を図るため重視されるTOEICは、ビジネスシーンでは英語検定やTOEFLよりも有用。特に外資系企業や英語力が必要な企業への転職では、600点から800点必要と言われていますが、800点を超えてくるとビジネスにおいて本格的に英語を活用することが出来るレベル。

    普段英語を全く必要としない職場であっても、その努力は買われます。ただし、800点レベルに持っていくにはそれ相応の努力が必要ですし、短期間では到達できるほど簡単なものでもありません。

  2. 日商簿記検定2級
    簿記や会計に関する知識は、財務諸表が読めるレベルとして証明できる資格です。経理系の職種へ就くのであれば必須ですが、営業系でも数字に強いことを証明できるため汎用性が高い資格です。

    日商簿記の2級は、商業簿記と工業簿記を並行して勉強する必要があるため多少難易度はあがりますが、頑張れば3か月程度で取得可能な資格です。転職活動のスキマ時間を有効に使いたいビジネスマンにオススメの資格です。

  3. 普通自動車免許
    今更感が強い資格ですが、持っていないと話になりません。

    意外に思うかもしれませんが、普通自動車免許を持っていないがために内定が取れない40代がいるのも事実です。普段運転しないようなシーンでも、身分証明書代わりに使えるので、間に合うのであれば是非取得しておいてください。

40代は資格を取得して経験と知識を示して転職しよう

最後に要点を纏めておきますので参考にしてださい。

  • 転職の際に取得しておくと多少有利な資格
    語学・会計・運転の3つ
  • 語学:TOEIC600点から800点
  • 会計:日商簿記2級以上
  • 運転:普通自動車免許
  • 独立系の国家資格は書かない方が無難
    (社労士事務所に転職する場合はこの限りではない)

転職支援をしている斎藤でした。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう