40代男性が病みながらも転職に成功した理由は最後まで諦めなかった事

40代転職活動は想像以上に過酷と言われていますが、実際経験したことがない人間には想像できないほどシビアな世界。

私自身、20代30代にも転職を経験しましたが、40代の転職は格段に難しかった。

まず転職エージェントに登録すらできない壁。

前職と同レベルの給与をもらえる転職先がない絶望感。なにより、出しても出しても帰ってくる履歴書類には目も当てられない毎日が続きました。

病んでしまいそうな心を癒してくれたのは家族。

家族の存在がなかったら、どこかに消えていたかもしれません。

目次

リーマンショックを機に注文が激減し悪夢が始まった

リーマンショックを機に注文が激減し悪夢が始まった

リストラされた際はマシニングオペレーター、現在はセラミックス製造業の管理職として働いている大西さん47歳男性。

現場一筋で20年間、汗水たらして働いて来られた方です。

具体的にいうと金属をマシニングセンターで加工し、半導体の製造現場で使われる装置の部品を作ってきました。

私は、工業高校を卒業してから、ダイヤモンドの切削工具使って素材を加工する担当を経験を積んできましたが、リーマンショックを境に仕事が激減。

しかも、協力会社として存在感を増し始めていた中国の向上に仕事が流れ臨時休業が開始。

当然務めていた工場も、補填できないほどの赤字が膨れ上がり、従業員を手放さざるを得なくなっていたようです。

当時仲の良かった同期の経理職が、逃げるように会社を去りました。

本人曰く、だいぶ前から経営が危なかったが、リーマンショックで目も当てられない状態に陥った、これから「リストラが始まると思うけど、頑張ってくれ」

彼は、まるで他人事でしたね。

しばらくして同期の経理が予測した通り、希望退職の勧告が開始。

しかも、ターゲットは40代以上の中高年ばかり。

正直、「20年以上も尽くしてきた俺たちに、どうしろっていうんだ!」って怒りの感情だけが浮かんできましたが、自分にも家族がいる。

家や車のローンがある。

当時、45歳を目前にしていた私は案の定リストラの対象とされ、連日会議室に呼ばれては、よくありがちな退職金の上乗せのメリットばかりを提示されましたね。

現場のことを何も知らない総務職達が「45歳を過ぎたら仕事はない。転職するなら今のうちだと」オウムみたいに繰り返すばかり

恐らくですが「自分たちはリストラされることなく、居残るつもりだから簡単に辞めろとか言えるんだ。」と思うと悔しくて、悔しくて。

「大西さんの腕なら、どこでも通用しますって」って軽々しくおだててくるが、特殊な金属を加工する職人としてやってきた自分に、自分の腕が他の製造業で応用できるとは到底考えられない。

この歳で転職活動して、転職先なんてどうやって見つけ出せと言うんだ?パソコンすら触ったことがないのに、どうやって履歴書を作るんだ?と半ば落胆と絶望で一杯でしたね。

会社の言い分としては、そもそもやってもらう加工自体がない。

給与ベースの高い中高年が辞めてくれれば、若い者たちは助かるしそれが世の常。

しかも、今回は特別にアウトプレースメント、いわば今回リストラされる自分たち専用の民間人材紹介会社を用立ててやるから、安心してほしいのです。

過去にもこの人材紹介会社を使かい実績があること。本来ならば、一人100万円ほどかかるが、全額会社負担してくれるとの約束に遂に私は首を縦に振ってしまいました。

20年勤めあげた職場を去る日、見送る者は誰もおらず、「お疲れさま」と声をかけてくれたのはまだ幼い息子と妻だけでした。

正直、悔しかった。悔しくて何もする気が起きなかったのが本音。でも息子の、「パパ今までありがとう」の一言に、思わず感極まって大泣きしてしまいました。

息子と妻のために頑張らないと!とその日決意新たに誓ったのは言うまでもありません。

資格がない40代でも転職先が見つかるのか心配だった

資格がない40代でも転職先が見つかるのか心配だった

ハローワークには雇用保険の手続きで何度が通いましたが、正直、給与面で今の水準を保てそうな転職先が見つからずじまい。

工員を募集してはいるんですが、手取りでたった18万円って私の初任給レベルの給料に愕然。

結局私は、会社が用意してくれた民間の人材紹介会社経由で転職先を見つけることができたのですが、これがまたすったもんだの末にって感じでしたね。

転職先は、特殊な金属の加工経験と工長レベルの指揮能力を買ってくださり、工程を管理している部署の管理職に抜擢していただけました。

正直、自分のどこが気に入ってくれたのか、当初は夢を見ているよう。

当然ですが、給与水準も前職よりもほんの少しだけ上がり、息子にゲームソフトを買ってやることができました。

特殊な金属加工一筋にやってきたので、転職先が見つかるかどうかが一番心配でしたね。

それに、求人票でよく見かける経験10年以上とか、資格を持っている人とか、よくありがちな採用条件には該当しておらず、書類を送付してもなしのつぶて。

幸運にも、面接まで進むことができても「あんた何しに来たの?」的な扱いをされて、自分より年下と思われる採用官に笑われたり、仕事以外何も努力してこなかった自分に嫌気がさしましたね。

ハローワークだけでなくアウトプレースメント経由で応募した転職先でも、希望給与額を30万円と書くと「うちではそんなに出せませんよ」と軽くあしらわれましたね。

もし万が一永遠に見つからないのであれば、家族はどうなるんだ?とそればかり心配指定しましたね。

思うように進まない転職活動でストレスが溜り夫婦喧嘩

思うように進まない転職活動でストレスが溜り夫婦喧嘩

会社が用意してくれた民間の人材紹介会社をメインに、転職活動を行うことになりました。

しかし、そこの社員が開口一番「何か資格をお持ちですか?パソコンはどの程度できますか?」って聞いてくる。

退職勧告を行った際には、「大丈夫です。資格もパソコンスキルも必要ありませんから」と優しく接してくれていた人が、180度反対のことを言うんですよ。

私は「どちらも特にありません」と答えるしかできなかったが、「資格なければパソコンも触れない、そんな中高年を誰が採用したいと思うんですか?」とまるで他人事のように言われる始末で。

正直、転職活動を始める前からストレスが溜まってしまいましたね。

一人数100万円かけて何としても転職できるよう依頼されているんでしょうが、所詮は転職もできない中高年のケツを拭いてやってる態度がありありで、「お前に俺の何がわかるんだ!」と毎日イライラしていましたね。

それでも私には息子と妻がいる。だから鼻で笑われようが無理だと言われようが、何とか担当者のご機嫌取りをしつつ、自分を殺しながらも我慢している毎日が嫌で嫌で仕方なかった記憶だけが残っていますね。

退職の最終日に「お疲れさまでした」とねぎらいの言葉をかけてくれた妻でしたが、やはり実際収入が途絶えてると口喧嘩が絶えません。

家のローンはどうするの?車のローンは?陽介の学資ローンは?もうウンザリするぐらい言われっぱなしで、こちらもついついカチンときて口喧嘩に発展してしまう。

次の仕事が見つかったら文句はないよな?と転職活動を行うも見事に空回り。

アウトプレースメントでも自宅でもストレスが溜まり暴れたいけどどうしょうもない。

どうにかしたいけれど、どうしようもない堂々巡り。

いっそのこと消えたいなんて思いも浮かんでは消え、家族を置いて逃げられるものなら逃げ出したかった。

今まで散々困難を乗り越えてきたと自負していましたが、40代での転職活動は想像していたレベルをはるかに超えていて、精神的にも追い詰められていましたね。

45歳を目前に奇跡的に管理職として転職を果たす

45歳を目前に奇跡的に管理職として転職を果たす

そんな極限状態が3か月ほど続いたでしょうか。

雇用保険も切れかけ、いよいよアルバイトをして家族の支えにとアルバイト用の履歴書をしたためていた頃、なんと私の経歴に興味を示してくれた企業が現れました。

資格不要でも採用してくれる企業にコンタクトを取っていたのが功を奏したようでした。

私のように中高年に達した人間に現場を任せるのではなく、管理職となって人材育成の指導係として活躍してほしいと。

面白いことに、1社だけではなく、2社3社と同じポジションを望む企業が現れたときは、なにか壮大なドッキリでもしかけられているのかと思ったほどです。

それぐらい病んでいたんでしょうね。

自分自身、資格や経験がない40代は即戦力にはなれない。

魅力ゼロで、絶対に転職できないと考えていましたが、それは30代前半までの話。

我々40代は、監督指導する立場としての能力があるかどうか評価されていた。

前職では係長止まりで、評価内容を知らされることはありませんでしたが、新たな職場では同世代の人事職に私の評価を聞かされ驚きました。

新しい環境が始まって早2年、今では若い社員たちの指導がメインの業務となりました。

私は新たに経験を活かして工程も管理してほしいと言われ、忙しい毎日を送っています。

毎日が勉強で大変ですが、部下たちも懐いてくれ良い関係を保つことができています。

一時は、転職先が見いだせず長い長いトンネルを一人で走っていたと思います。

世間では、やれ資格がないと転職できないだとか、管理職でないと転職できないとか言われていますが実際は全く違います。

この日本にはまだまだ多くの企業が我々を必要としている人たちがいるので、決して諦めないでください。

諦めない限り道は開けます。

辛い時は誰かに愚痴ったらいいし、弱みを見せるのもいい。

人間だれしも弱いんですから。

あなたは一人じゃないです、こんなオヤジでも頑張れました。

次はあなたの番ですよ!

40代前半でリストラされた管理人からアドバイス

40代前半でリストラされた管理人からアドバイス

不採用通知を続けざまに受けると、「ひよっとして自分は、世の中から必要とされていないんじゃないか?」と自暴自棄になってしまいます。

そういうことばかり考えると、精神的にも追い込まれて、転職活動どころではなくなってしまいます。

ネガティブな感情は行動する勇気を徐々に削いでいきます。

「どーせ俺なんて世の中から必要とされないから、今日は酒でも飲んで寝るか」と思い始めると、ストレスが極限に達している証拠。

そうなってしまったら、転職エージェントに相談する気すら失せてしまいます。

40代が、不採用続きなのは自分の市場価値やニーズを把握していないことが大半。

総務職や企画職などの人気職ばかり、狙っていませんか?

大企業や有名企業ばかり、応募していませんか?中小企業やベンチャー企業にだって、経験値の高い40代が活躍できるフィールドはいくらでも存在します。

人は自分の範疇でないと中々物事を決められない生き物ですから、我々の有料転職支援会社に相談するべきです。

断られたくないって理由を付けて、転職エージェントが持つ非公開求人枠を取りにいかない行為は転職そのものを諦めるのと同じです。

私自身、某転職エージェントから「転職回数が多いから総務職としての市場価値はない。」と言われた経験を持っています。

ムカついたしショックで一週間ばかり、転職活動する気にもなれませんでした。

転職エージェントは、転職サイトと違い無料で色々お世話してくれます。

転職エージェントに出向いて面談しなければならないのが唯一のデメリット。

それでも、履歴書類作りやブラシアップを手伝ってくれたり、求人検索の時間が短縮できる点では、他人任せにして転職活動を進めていきたい40代にとっては頼もしい存在。

私が最もお世話になったJACリクルートメントは、日本の企業にはないリクルートメント・コンサルタント制を取っています。

これは、企業担当者がキャリアコンサルタントを兼任する形態を取っており、先方の企業風土や採用担当者の年齢だけでなく、性格や好みといった企業情報を詳しく教え、面接対策に威力を発揮します。

さらに、登録から求人の紹介、面接、内定に至る一連の流れが非常に早いのが特徴。

紹介してもらえる求人は、基本的に面接まで進めるためストレスを感じることはありません。

キャリアコンサルタントの質が一定ではない、当たり外れがあるのが唯一のデメリットですが、大手なのでキャリアコンサルタントのチェンジに応じてくれます。

JACリクルートメントから登録拒否された話はあまり聞きませんが、登録時に作成するレジュメは空白のないよう心掛けてくくださいね。

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全部コンサルタントに任せたいのならJACリクルートメントがおススメです

40代男性は最後まで諦めずに転職に成功した体験談

最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。

転職に成功した40代サラリーマンの特徴

  • リーマンショックを機に希望退職を勧告された
  • 会社がアウトプレースメントを用意してくれたが、使いにくかった
  • ハローワーク求人は、収入水準が低すぎて使えなかった
  • 収入が途絶えたことで妻との喧嘩が絶えなかった
  • 諦めかけていた頃、経験を買ってくれ管理職のポジションを用意してくれた企業に転職を果たす
  • 諦めなければ必ず道は開ける

私も最後は、自分が考えていたのとは違うポジションに落ちつけました。

40代の転職活動は、20代30代のそれと違うことを肝に銘じて活動してくださいね。

転職支援をしている斎藤でした。

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