タクシードライバーか介護職ぐらいしか転職先がないとガチに悩んでいる40代は、実に多いですね。

リストラされた多くの40代がなし崩し的に転職活動を開始。挙句を転職先を見つけ出せず、泣く泣く就きたくもない職種に転向したはいいが、馴染めず私の元へいらっしゃる。

私自身も同じように、ハローワークや転職エージェントにキツいアドバイスをもらい絶望しましたとも。

痛いほど分かりますその絶望感。ですから私はそういう40代には、「工場へ就職してはどうですか?」とアドバイスしています。何故かって?

私の古巣であり20年間在籍した、心地よいフィールドですから。

工場への転職は考えたものの、どういう仕事内容か分からず二の足を踏んでいた方が多いので、今回は古巣の工場の魅力について語っていきますね。

工場の仕事は多岐にわたるが楽な仕事は検査と出荷担当

ご存知の通り工場は、様々な製品を製造する事が主な目的の施設。工場での仕事は実に多岐に渡りますが、やはり初めに思いつくのが、機械を使ってモノづくりをする製造業務。その他、ライン工程の流れ作業も有名どころですね。

工場のお仕事と聞くと、どうしても辛いライン工程や汗と泥にまみれた工場のイメージが先行しませんか?

でも実際は、様々な労働問題を抱え解決してきた製造工場だからこそ、労働者に優しい。

想像している以上に楽ですし清潔。工場では、我々のような事務職員から設備担当まで、実に様々な職種の社員が働いています。全て挙げるとキリがありませんが、ここは一般的な5つの職種を紹介しておきます。

  1. 製造
    主に、製品を作ったり組み立てたりする部署です。直接部門の他に、検査課や出荷課もここに含まれています。40代が未経験で工場に転職する場合、特別な経験がなければ、基本的に配属されるのは、製造になります。

    ライン工程は、次から次に流れてくる製品を組み立てなければならず、休憩する暇がない。四六時中監視されていると想像しがちですが、作業者のことを考えて休憩時間を設定してありますから、心身ともに疲れ切ってしまうな事態には陥りません。

    製造では、検査課や出荷課に配属されれば、かなり楽な思いをできますよ。製品の流れが一定ではないため、手持ち時間が発生するからです。

  2. 企画開発
    工場で製造する製品や材料を企画して開発する部署です。この部署は、基本的に理系出身者の集団ですから、特別な知識がない転職者が配属されることはありません。

    データ入力や軽作業のアシスタント業務であれば、派遣社員や契約社員としての配属はあり得ます。この部署も入り込むことが出来れば、かなり楽な思いができる部署ですね。

  3. 工程管理
    工場で製造する製品の納期や図面の管理を行う部署です。CADなどの製図ソフトを使用するので、この部署も未経験の40代が配属されることは、まずありません。

  4. 営業
    製造した製品を、取引先企業や小売業者へ販売するための営業活動を行います。営業経験があれば、前職での経験や知識を応用して営業職へ就くことも十分可能。英語ができる海外営業は、未だ引く手あまたの存在です。

  5. 総務人事経理
    工場における、総務業務、採用育成業務、経費処理や原価計算を行う部署です。私が所属しているのも、ここになります。

    大企業の工場だと、設備課やシステム課が独立していますが、私の所属している総務部は、設備保守やシステム保守を兼任。

    基本的に、知識と経験がある専門職の集団で、未経験の40代が配属されることは考えにくいですが、事務所の社員が設備やシステム保守を兼任している場合であれば、入り込むスキがあると考えてよいでしょう。ここも工場の中では、相当楽な職場。

工場の仕事は単純作業が多いから未経験者歓迎である

製造現場での職種について、一通り理解したところで、実際製造の求人がどうい内容なのか、その特徴を理解するとしましょう。

  1. 未経験でもできる仕事が多い
    製造している製品にもよりますが、製造工場におけるモノづくりは、実のところ同じ作業の繰り返しです。

    と言ってしまうと、工具の音だけで不良品を聞き分ける熟練工にお叱りを受けてしまいますが、図面に従って同じ作業を繰り返しているのは、熟練工も未経験者も同じです。そういう熟練の技が必要な製造工程は、全体から見たら本当に稀ですね。

    結果として未経験の中高年でも大歓迎され、意外とチャレンジしやすい職種が多いのも工場ならでは。

    また、私も持っているフォークリフト運転技能や、危険物取扱者免許だけでなく、衛生管理者や大型運転免許を持っていると意外に重宝されます。入社時に持っていることをアピールしましょう!意外な資格を持っているだけで手当が2万、3万と付いたなんて話は、よく聞きます。

    募集されている年齢層も20代30代だけでなく、中高年に向けても数多く求人が出されているので、チャンスがあれば飛び込んでみてはいかがでしょうか?

  2. 職場環境がよい
    工場地帯は、基本的に市街地ではなく、郊外や埋立地に作られることが多いですね。ですから、通勤補助や家賃補助だけでなく、完全無料の寮が併設されている製造工場が増えてきています。大浴場はもちろんのこと、朝昼晩3食の献立も充実。

    最近では、完全にプライバシーが確保されたワンルーム型マンションで、Wi-Fiやインターネット回線だけでなく、ケーブルテレビ完備されている施設も多い。もちろん、工場へのシャトルバスも毎日運行されていますから、工場で働いた後は、食事を取って風呂に入って寝るだけです。

    この至れり尽くせり感が出せるのは、大人数が働く工場ならでは。

    それぞれの工場が、独自の特典を使い採用合戦を繰り広げていますから、乗らない手はないですよね?

    敷地内に、大浴場だけでなく、トレーニングセンターが併設されている工場も多いですね。私の所属する工場では、17時以降は食堂が飲み屋に変わります。仕事終わりに敷地内で、堂々と一杯ひっかける…、なんてスタイルも公然と認められています。(しかも格安です。)

  3. ライフスタイルによって仕事時間を選べる
    日勤帯だけでなく、深夜や早朝を含め24時間稼働しているのが工場の特徴です。

    事務職を除けば、シフト勤務で動いている工場がほとんどで、深夜手当を目当てに夜勤のみ勤務、早朝のみ勤務といった贅沢な働き方ができるのも工場ならでは。

工場の仕事は本当に辛いのか?採用担当の私が答えます

先ほど少し触れましたが、部署により業務内容がキツい・キツくないがハッキリ出るのが製造現場の特徴。比較的楽な部署に配属されれば、一生安泰ですがキツい職場だと慣れずに体を壊しかねません。

ここでは、どういったものが辛いのか?辛くないのか?を説明します。

  1. 肉体的に辛い
    製造物によっては、重量物も含まれています。

    特に、ゴムを始めとする原料系の製造物は重く、一人では運べない重量物を運ぶケースに遭遇します。金型も非常に重く、基本的にフォークリフトを使用。しかし、最終的にはやはり人の手が必要ですので、腰痛対策は欠かせません。

    一方、軽量な部品を扱う職場は楽ですが、極端に小さい部品も扱いにくいですね。

  2. 環境的に辛い
    特にクリーンルームが併設されている精密部品の製造や、食品工場は、入退室の都度クリーンスーツに着替え、エアシャワーを浴びる必要があり大変です。

    クリーンルームに持ち込める私物が限定されますので、携帯電話はもちろんのこと、通常の紙や鉛筆も持ち込めません。

    鏡が曇るしトイレが近い私は、クリーンルームは大の苦手ですね。

    特定の液体を扱う設備の担当者も、常時防毒マスク着用で全ての作業を行うわけですから、夏は非常に暑苦しいですね。

    私の職場には、ビル3階分ほどの巨大な炉がある熱間職場があります。夏は非常に熱く、立っているだけで汗が蒸発しますから、塩を舐めながらの作業になり非常に過酷。体力に自信のある社員も、倒れることもしばしば。

    その他の職場は、衛生管理法で厳格に管理されているので非常に快適。夏だろうが冬だろうが、工場内は一定の温度に保たれています。

大変な部署に配属されて、この先やっていけるかどうか不安な場合は、早めに身を引くのが賢明ですね。

工場はむしろコミュニケーション能力が必要な職場

特に製造未経験の40代から「製造現場は黙々と作業しなければならないのか?」と質問されることが多いのですが、全くそんなことはありません。むしろ、コミュニケーションが取れない社員は問題児と見なされますから。

最後に、製造現場に適した人物像を紹介しておきます。

  1. 責任感がある
    特に製造現場では、作った製品が不具合を起こし、製造者責任が問われかねないクレームに発展すると、職場の存亡が危ぶまれます。ですから、ほんの少しの不具合にも目を背けず、ホウレンソウできる人物が評価されます。

    また、急な納期対応で徹夜や残業となる場合もあります。

    「最後まで自分が責任をもって仕上げるんだ」という責任感があれば、営業からの信頼も得やすくなりますよ。

  2. おしゃべりでない
    おしゃべり過ぎず、寡黙すぎない人物。うーん難しい。

    私の職場にもいるのですが、手を動かしながらずっとしゃべっている社員。問題ですね。本人はイイのですが、周りの社員もつられて手が止まるため、効率が悪いことこの上ない。

    逆に寡黙すぎるのも社員も問題です。基本的に工場はチームワークで動いているので、意思疎通が取れない社員との連絡引継ぎは、非常に時間がかかり難儀します。

  3. それ相応に体力がある
    ムキムキの筋肉マンの社員は稀です。が、それなりに体力がないと原料や製造物を運べません。

    また部署によっては、朝夕昼のシフト勤務に耐え抜かなければならないため、相応の体力が必要。私のように、クリーンルームの出入りだけでハァハァ言っているようではダメですね。

40代でリストラされた管理人から一言アドバイス

40代中高年が、不採用続きなのは自分の市場価値やニーズを把握していないことが大半。総務職や企画職などの人気職ばかり、狙っていませんか?大企業や有名企業ばかり、応募していませんか?中小企業やベンチャー企業にだって、経験値の高い40代が活躍できるフィールドはいくらでも存在します。

人は自分の範疇でないと中々物事を決められない生き物ですから、我々のような有料転職支援会社に相談するべきです。

「この間、Aっていう転職エージェントに登録拒否されたから他のエージェントも同じだよな」って先入観で、転職エージェントと関りを持たない40代が多いのですが、その行動は完全に間違っています。

理由を付けて、転職エージェントが持つ非公開求人枠を取りにいかないのは転職そのものを諦めるのと同じです。

私自身、某転職エージェントから「転職回数が多いから総務職としての市場価値はない。」と言われた経験を持っています。

ムカついたしショックで一週間ばかり、転職活動する気にもなれませんでしたね。

転職エージェントは、転職サイトと違い無料で色々お世話してくれます。転職エージェントに出向いて面談しなければならないのが唯一のデメリット。それでも、履歴書類作りやブラシアップを手伝ってくれたり、求人検索の時間が短縮できるという点では、他人任せにして転職活動を進めていきたい40代にとっては頼もしい存在と言えます。

私が最もお世話になったJACリクルートメントは、企業担当者がキャリアコンサルタントを兼任する形態を取っており、先方の企業風土や採用担当者の年齢だけでなく、性格や好みといった企業情報を詳しく教え、面接対策に威力を発揮します。

さらに、登録から求人の紹介、面接、内定に至る一連の流れが非常に早いのが特徴。

紹介してもらえる求人は、基本的に面接まで進めるためストレスフリー。JACリクルートメントは、キャリアカウンセラーの質が一定ではない、当たり外れがあるといったデメリットがありますが、大手なのでキャリアコンサルタントのチェンジに応じてくれます。

JACリクルートメントから登録拒否されたという話はあまり聞きませんが、登録時に作成するレジュメは空白のないよう心掛けてくくださいね。

40代未経験者でも工場に転職できるとっておきの方法

では、最後に今回の要点をまとめておきますので参考にしてください。

  • 辛いライン工程や、汗と泥にまみれた工場は昔の話。現在の工場は、非常に清潔で快適
  • 40代の未経験者が転職しうる部署
    検査・出荷を含む製造、営業、設備・システム運用職など
  • 未経験者でも大歓迎なのは、単純作業が多いから
  • 得に独身寮はどこも充実している。至れり尽くせりレベル
  • 部署によっては、体力的環境的に辛い職場もあるがごく少数
  • 社会人としての一般常識があれば、工場でもやっていける
  • 話好きや寡黙過ぎる中高年は注意が必要

工場の話題になるとついつい熱が入っています、I LOVE 工場の斎藤でした。

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