40代の転職者は自分の市場価値を理解すべし

「転職エージェントで門前払いされた挙句、あなたに紹介できる求人はない!正社員での転職は諦めてください」と辛辣なコメントを受けてしまった40代の転職者が世の中に溢れています。本当に、転職エージェントのキャリアコンサルタントは傲慢ですよね。

「あなた何様ですか?」って直接会って言ってやりたいけど、会ってもくれないし、言われ損じゃん!どこのどんな奴が登録できて、実際仕事の紹介を受けてるのか教えてよって疑問で溢れています。

転職エージェントが言う市場価値がないから転職できないという辛辣な言葉は、それぞれのビジネスモデルから考えると仕方がない事実、でももっと優しい言い方はないものでしょうかね。

アウトプレースメントに頼っても転職は上手くいかない

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アウトプレースメントの役割は、我々40代・50代の中高年を一人残らず一日でも早く再就職させることにあり、我々の希望に叶う再就職先を斡旋することではありませんでした。

一見、警備員、冷凍庫内での倉庫作業員、タクシーの運転手、不動産の営業マンと、順調に再就職先が決まっていくかに見えました。それらの職種に再就職したおっさん達は、一人また一人と試用期間内に出戻りしてきました。

それは何故か?

この再就職は、望んだものではなかったからです。

私を除く49人は皆工員。そんな彼らが、24時間待機の警備員やタクシーの運転手に、適応できるはずもありませんでした。一方で私は、超がつくほどの人気職種の総務人事職として10年間従事してきましたので、再就職先も総務職を希望していました。

しかし、アウトプレースメントは「転職歴が4回ある斉藤の総務職での再就職は不可能」という結論。

希望退職を募る機会では散々「総務職や人事職もたくさん求人があるし、我々には実績があります。安心してお任せください」と説明を繰り返してきたのに、これでは全然話が違うじゃないかと失望してしまいました。

アウトプレースメントに失望した我々には、妙な連帯感が生まれていました。

自ら考え行動し始めた40代中高年達の運命はいかに?

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  • 転職サイト
    定期的に更新すればプライベートオファーが来る確率が上がる
  • 転職エージェント
    門前払いされるが、登録拒否は法律違反である
    キャリアコンサルタントは、相性が合わなければ変えてもらえる
    ( 大手に限る )

こんな情報がLINEで行き来するようになっていきました。私も、総務職として採用を担当してきましたので、どういうプロセスで採用され得るのか?過去に立ち返って整理し、

情報共有しました。

  • リクナビNEXTなどの転職サイト経由応募は、フィルタリングが目的であるため、届かない
  • 転職エージェント経由での応募は、スーパーマン並みの経験やスキルが要求される
  • ハローワーク経由の応募は、無料で求人掲載できるため零細、中小企業が多い
  • 直接応募してくる応募者がいたけれど、これは違反ではないのか?
  •     

我々は、以上4つの手段に打って出ました。

するとどうでしょう、今度は一人また一人と希望する企業、希望する職種で再就職していくではありませんか。私自身、アウトプレースメントと転職エージェントのキャリアコンサルタントに「転職歴が多すぎて総務職での再就職は絶対無理」と突き放されています。しかし実際は、1年間で4社から総務職として内定を勝ち取ることに成功しました。

さらに、経理職や購買職を含めると合計8社から内定をもらった計算になります。

転職という一大イベントは、一生のうちに何度も起こりうるものではありません。40代の転職市場においては、大学卒業後に入社したと仮定して約40年弱の仕事人生の中で、2,3回というのが一般的です。

それゆえ、転職に対する経験値がどうしても溜まりにくく、情報が不足してしまいます。

情報不足の主な原因は、需要と供給のバランスです。求人数が多く、求職者が少なければ、求職者にとって有利になりますし求職者が多く、求人数が少なければ、求人側が有利になります。当然のことなのですが、これを把握しているかどうかで、合否は大きく変わってきます。

40代の転職支援をしていて、実際にありがちな需要と供給のバランス情報の不足は、大きく2通りあります。

40代転職では年齢による需要と供給の格差に注意する

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「30代で転職した時は内定を沢山もらえたが、40代で転職するときでも同じように内定をもらえる」と読み違をしてしまいます。この場合、30代での転職時の内定獲得率の実体験が、本人の記憶の中に実在するので、なかなか理解しづらいものです。

30代と40代では同じ仕事内容、同じ給料、同じポジションを求めても、求人側から声がかかる確率はざっと見ても半分以下です。

30代の頃であれば、これまでの自分の経験と今後の志望動機を伝えておけば、いくつかの会社からスムーズに内定をもらえていたかもしれません。しかし、40歳を超えると「自分を雇うこととがいかに求人側の利益向上につながるのか?」を強くアピールする必要があります。

自分自身を高付加価値のある労働力として求人側にアピールしていく工夫が、重要になってきます。

40代転職では職種による需要と供給の格差に注意する

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いわゆる、職種の人気度ということです。

共通するのが、需要の絶対数が少なく、その職種を希望する求職者が多いこと。人気職種の場合は、1件の求人に対して求職者が100人を超えることも少なくありません。事務系で言えば、人事・総務・経理・広報・商品企画などが人気の職種に該当します。

営業系で言えば、ルートセールスや代理店交渉などが代表的でしょう。IT系で言えば、社内SEがそれにあたります。

そのため、求職者側からすると、たった一つの求人に見えても求人側からすれば、100人からたった一人を選ぶこと、つまり採用に至る確率が極めて低い大激戦という結果になります。

そのため「メーカーの広報の求人に絞って探しています」という方には必ず第2希望の条件、できることならば第3希望まで視野に入れてもらうようにしています。逆に不人気な職種の代表格が、不動産の営業マン、介護士、タクシーの運転手、バスやトラックの運転手など。

これらの職種は未経験でも簡単に転職することができますが、注意が必要です。

40代以降の転職を考える際の準備として、自分が希望する求人の需要と供給の相場が今どうなっているのかを確認するため、我々のような有料の転職支援サービスに相談したり、転職市場の動向調査などを検索して、できるだけ自分に合った正しい戦略を立てていただきたいと心から願っています。

40代は市場価値を知ることから転職活動を始めよう

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一家の大黒柱として家族を養っている40代転職者も多く、転職を通して希望に見合う年収を得られるか否かとても不安に感じるのではないでしょうか?

もちろん、40代の転職そのものが成功するかどうか、心配している方も多いことでしょう。この厳しい雇用情勢下において、なかなか自分の思うように企業への転職できないケースもあると考えがちですが、悩んでいるだけでは何も解決はできません。

40代転職においては、短期間で即戦力としてこれまでの経験やスキルを発揮することが大前提になるため、原則としてこれまでの経験を強みとして、自分自身の転職市場価値を分析していきましょう。なかなか自分自身で転職市場価値を測るのは難しいですが、自分の価値を知るためには、実際の募集状況を転職サイトで確認してみる方法が一般的。希望する職種の求人募集要項を閲覧することで、給与や労働条件をチェックできます。

40代転職では、現職や前職と比較して提示される年収が低い場合は、今より高い希望年収を提示してもまず採用されることはないと考えてください。

転職市場価値を調べるもう1つの方法として、転職エージェントに相談してみるのも手だと考えます。転職エージェントの中には、非公開の求人案件を大量に保有しており、場合によっては好条件の会社を紹介してもらえることがあります。

しかし一方では、紹介してもらえる案件が一切ないという状況も考えられます。

企業は生き物であり、日々進化しています。5年前は引く手あまたであった職種も、雇用情勢が厳しい現在において市場価値が下がり転職が厳しい状況になっているケース。逆に、それほど高い価値がないと考えられていた職種が、高く評価されることもあり得ます。

特別なスキルや経験を必要とする職種は、募集をしてもなかなか人員が集まりにくいため、転職事情における価値が高くなりますが、求めているスキルや経験に多くの応募者が殺到する場合には、転職市場価値が下がってしまいます。転職市場価値は、企業が必要とする人材とそれに見合う人材のパイで決まります。

必要としながら該当する人材が少なければ、ハイレベルな待遇であっても採用したいと当然に考えますし、募集をかければ平均よりも低い賃金でも採用できる場合は、転職市場は下がっていきます。

40代の転職では、最新の転職市場を分析し現実を直視たうえで、企業が求める人材に一歩でも近づくことが重要になってくるのです。

40代の転職支援をしている管理人からアドバイス

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40代中高年が、不採用続きなのは自分の市場価値やニーズを把握していないことが大半。総務職や企画職などの人気職ばかり、狙っていませんか?大企業や有名企業ばかり、応募していませんか?中小企業やベンチャー企業にだって、経験値の高い40代が活躍できるフィールドはいくらでも存在します。

人は自分の範疇でないと中々物事を決められない生き物ですから、我々のような有料転職支援会社に相談するべきです。

でも登録拒否とか門前払いが怖いって先入観だけで、転職エージェントと関りを持たない40代が多いのですが、その行動は完全に間違っています。

理由を付けて、転職エージェントが持つ非公開求人枠を取りにいかないのは転職そのものを諦めるのと同じです。

私自身、某転職エージェントから「転職回数が多いから総務職としての市場価値はない。」と言われた経験を持っています。ムカついたしショックで一週間ばかり、転職活動する気にもなれませんでした。

転職エージェントは、転職サイトと違い無料で色々お世話してくれます。転職エージェントに出向いて面談しなければならないのが唯一のデメリット。それでも、履歴書類作りやブラシアップを手伝ってくれたり、求人検索の時間が短縮できるという点では、他人任せにして転職活動を進めていきたい40代にとっては頼もしい存在と言えます。

私が最もお世話になったJACリクルートメントは、日本の企業にはないリクルートメント・コンサルタント制を取っています。

これは、企業担当者がキャリアコンサルタントを兼任するという形態を取っており、先方の企業風土や採用担当者の年齢だけでなく、性格や好みといった企業情報を詳しく教え、面接対策に威力を発揮します。

さらに、登録から求人の紹介、面接、内定に至る一連の流れが非常に早いのが特徴。

紹介してもらえる求人は、基本的に面接まで進めるためストレスフリー。JACリクルートメントは、キャリアコンサルタントの質が一定ではない、当たり外れがあるといったデメリットがありますが、大手なのでキャリアコンサルタントのチェンジに応じてくれます。

JACリクルートメントから登録拒否されたという話はあまり聞きませんが、登録時に作成するレジュメは空白のないよう心掛けてくくださいね。

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40代は自分の市場価値を知ることから始めようまとめ

最後に今回の要点についてまとめておきますね。

  • 転職サイトや転職エージェントの求人から、市場価値を知る
  • 転職市場での価値を理解したうえで、希望条件の対策を講じる
  • 20代、30代に比べ、非常に厳しい転職活動を強いられる
  • 20代、30代と同じく、人事、総務、経理、広報、商品企画などの人気の職種には応募が集中
  • 不動産の営業マン、介護士、タクシー・バス・トラックの運転手は不人気な傾向が続いている

40代の転職は、20代・30代とは比べ物にならず厳しいことを自覚してください。それでも、正しい戦略と戦術さえ理解してしまえば割と内定はもらえてしまいます。「 転職に失敗したな 」と感じてしまう前に、是非実行してみてください。

転職支援をしている斎藤でした。

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万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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