「 私は、現在40歳代の男性です。20年勤めた会社をリストラされて就職活動も上手くいかず絶望的です。履歴書類を100社分出しましたが、全部落ちました。誰か助けてください。もう死にたいぐらいです。 」という質問を知恵袋でよく見かけます。

突然収入が絶たれる絶望感、世の中から必要とされていないと言う孤独感、リストラを命じた幹部たちは何食わぬ顔で高級料亭で会食をしているであろうという怒り、私もかつてリストラされた元職場に対して激しい怒りの感情を持ち続けた時期がありました。

これは本当にリストラされた人間にしか分からない感情です。正門の前で待ち伏せしてやろうかとか、脅迫電話をかけてやろうかとか、今考えるとゾッとするようなことを考えてしまうものです。

私もかつて同じ境遇に置かれたので、複雑な気持ちがよく分かります。40歳代の転職においてリストラや業績不振で退職することは、予期せぬ転職であり非常に辛い状況です。

中高年の転職者が急増する理由

2008年のリーマンショック以降、不況にあえぐ日本では、大手企業のリストラや中小企業の倒産などにより中高年の転職者が増加してきました。いわゆる「 追い出し部屋 」などで自己都合退職に追い込まれている実態は、TVで報道されている以上に過酷です。実際、ある大手家電メーカーの不振が新聞で報じられるや否や、その企業からの転職希望者が転職エージェントにどっと流れ込んだという話は有名です。

私と同じように、いわゆるホワイトカラーとして転職を希望されている人の多くは、「 自分の経歴が活かせるような求人情報がない 」「 応募しても年齢で弾かれてしまう 」「 年収も希望の水準どころか、最低レベルにも届かない 」などの感想を持たれています。

OY151013549718_TP_V 40代転職において倒産やリストラはチャンスと捉えよ!

予期せぬ転職を好機と捉えて活動せよ

しかしながら、いつまでの気持ちを引きずりながら転職活動を行っても上手くいくことはほとんどありません。応募先企業にとって前企業の倒産やリストラは、これまでの職務経験を知る情報の1つにしかすぎず、何ら関係のない事実といえます。

40代以降の転職を失敗させないためには、予期せぬ転職を好機と捉えて、今後の人生を新たに考える絶好のチャンスと考えるようにするべきです。「 本当は転職などしたくなかった 」という転職者の気持ちを書類や面接から採用担当者が感じてしまえば、自社において意欲的に仕事をおこなう人材だとは決して考えません。

難しいでしょうが、40代以降の転職者は、事実を冷静に受け止めたうえで、新たな転職先で今まで以上の業績を構築するためにチャレンジ精神で臨むべきです。

予期せぬ転職では気持ちを切り替える必要がある

特に長い間、勤務してきた方々は前職にこめる想いが強いだけに、転職では気持ちを切り替える必要があります。倒産やリストラなどで転職を余儀なくされた人々は、面接シュミレーションを行うと、最初は声が小さくやる気を感じませんが、元気な挨拶を心がけるだけで表情が変わってきたりするものです。

非常に難しいことなのですが、予期せぬ転職であったとしても、履歴書や職務経歴書などの書類や面接で、過去は過去と割り切り、心機一転して頑張る姿勢を示してください。

整理解雇では、アウトプレイスメントが入り転職先企業を紹介することもありますが、この場合も紹介されたから仕方なく採用試験を受けるという受け身の姿勢ではなく、今後の人生を託せる企業か否か見極めたうえで、積極的な姿勢で採用試験に臨む必要があります。

倒産や業績不振に陥った経験も、そういった経験があるからこそ、これから働く企業で同様の状況にならないように経験を働かせることが可能なのではないでしょうか?厳しい経済状況が続く中では、現在一流企業と呼ばれている企業であったとしても、今後も継続して一流企業である保証はどこにもありません。

前年に黒字を計上していたとしても、倒産する企業もあるのです。

これまで転職を考えなかった人でも、今まで以上の存在価値を見出せる企業と出会える絶好のチャンスが訪れたと考えてみてください。予期せぬ状況に陥った経験をネガティブに捉えるのではなく、経験を今後の糧として新たな企業の発展のために全力で打ち込む姿勢が、40代からの転職者に求められる資質なのです。


40代転職において倒産やリストラはチャンスと捉えよ!について、今回は倒産やリストラにスポットを当ててみましたがいかがでしたか?
最後に要点をまとめておきますね。

・リストラ後の転職は、予期せぬ転機を好機と捉えて前向きに
・予期せぬ転職では、気持ちを切り替える必要がある

整理解雇された方や、否応なしにリストラに応じてしまった方は、心身ともに疲れ切っているかと思います。私もかつて元職場に対して激しい憎悪の念をいだいていた時期がありましたが、そういう思いを抱きながら転職活動を行うとなかなか上手くいかないものです。面接官にに負の感情を悟られてしまうんでしょうね。ここは気持ちを切り替えて、明るい未来に向かって走ってみませんか?

直ぐに活動するのが辛いのであれば、長めの休暇だと思って、ゆっくり休んでみるのもよいかと思います。体を壊してしまっては元も子もありませんから。転職支援をしている総務人事歴12年の斉藤した。

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