看護士辞めて普通のOLしたい!って、職場にいる40代看護士がタバコをふかしながら嘆いていました。
看護士と言えば、高給取りと呼ばれる職業のひとつですよね?
国家資格ですから一生安泰なのに何が不満なの?何なら変わりましょうか?って思ってしまう。
でも実際は夜勤ありーの、体力勝負なとこありーの、研修多いのでかなり大変らしいんです。
だから、600万円近い給料を貰ってても遊びに行けないし、婚活も進まないんだってさ。
目次
40代看護士は家庭を優先させたく派遣社員になった
小野さん43歳は、市内の病院で看護士をされているベテラン。
彼女はもともと正社員の看護士をしていましたが、家庭の事情から転職をすることに決めた。
転職に使用したのは、ハローワーク。
ハローワークが自宅の近くにあり、求人を探そう決めました。
転職の動機は様々ですが、主な理由は家庭を持つ上で、これ以上続けるのは難しいと感じました。
看護師はとにかくハードな仕事で、夫と時間が合わず家庭を優先したいと転職をしようと決意しました。
自慢じゃないですが、夫の稼ぎだけ十分に生活ができるので、そこまで私が張り切って仕事をする必要がないと夫に言われましたが、家庭を優先するために転職を希望。
今は仕事を探すのに様々な手段がありますが、今でも相変わらずハローワークを利用。
私は、昔から同じ探し方が安心するので、ハローワーク一本で仕事探しを開始。
とりあえず、看護師は候補として考えておらず、どんな職種にしようかすごく迷いましたね。
お給料はそこまで高くなくても良いから残業が少なく、休みが取りやすい仕事が良いと環境を優先して仕事を探しました。
私が仕事を探し始めた時、既に40代になっていて想像していたよりも仕事が少なく、さらに事務は未経験だったので意外と大変でした。
元看護士は40代の転職で仕事が見つかるか心配した
転職するにあたって心配だったのは、やはり仕事が見つかるかどうか。
仕事をする上でパソコンスキルは必須だったので、問題ないぐらいに使いこなせてはいました。
ですが、事務職は未経験でさらに40代の転職は難しく、たくさん選ぶ事はできません。
しかも、家庭の事を出来るだけ優先したいと考えていましたので、さらに選べる仕事が絞られてしまいました。
全く仕事をしない選択肢もありましたが、私は性格上仕事をしないのはあり得ないので、転職をして仕事を探す事に決めました。
私はハローワークに行けば、すぐに仕事が見つかるもと思ったのですが、非正規社員とはいえ、仕事がたくさんある状態とはいえませんでした。
最初はそこまで不安はありませんでしたが、2ヶ月以上仕事が見つからず焦りましたし、このまま一生仕事が見つからないのでは?と思った事が何度もあります。
また、看護師の仕事を続けながらの転職活動で、思ったよりも時間がさけずに、ただでさえたくさん仕事があるわけでもなく焦りました。
辞めてしまえば、転職活動に集中できるのですが、やはり仕事が途切れてしまうのは避けたく、仕事と平行して転職活動は大変でした。
実際に良い仕事があっても、早い者勝ちのため、時間がある人に取られていたのかもしれません。
仕事をしながら転職活動をするのが、こんなにも大変ことは身にしみてわかりました。
転職をする時は、多かれ少なかれ心配がありますが、私の場合は、仕事も選ぶ事ができない、転職活動も大変なので、余計に心配になっていたのかもしれません。
また、仕事をしながら転職活動をするのは辛いのが本音です。
今後は出来るだけ、同じ失敗はせまいと考えました。
40代になってから転職を考えるのは、どんな人でも大変です。
ですから、計画性を持って転職をしましょう。
看護師から派遣社員への転職で300万円下がった
転職で下がった年収は300万円くらいかな。
看護師は正社員の中でも比較的お給料が高い方で、余計に年収が低くなった感じがします。
また、年収が減って困ったことは、生活面では特にないのですが、周りに転職したことを言えなかったです。
やはり、看護師はすごいイメージがあるようで、周りの友達もみんな「看護師だから仕方ないね」って言ってくれることがありました。
ですが、看護師の仕事を放棄して派遣社員になったと知ったら、もったいないの嵐だったでしょう。
せっかく看護師で稼げるなら絶対に稼いだ方が良いので、派遣になると周りから「何で?」と言われまくる、それが唯一困ること。
それ以外は特に、年収が激減しても困ったことはありません。
周りに、もったいないと言われまくるので、それが嫌で隠していた時期もあります。
また、年収はすごく下がってしまい、派遣はボーナスがないので、あのドキドキ感を味わえないのは、すごく残念。
我家は、夫のお給料が凄くいいので、必死になって私が仕事をしなくても良く、安心できるのが唯一の救いですね。
看護師と比べてかなりの年収が下がってしまったけど、結婚した私にはこれくらいでピッタリかな。
困ったこともありましたが、家庭の事を考えるなら非正規社員ではない方がいいので特別後悔はしていません。
看護師はハードな仕事ですが、それゆえに結婚をしたら、転職をしたりやめてしまう人が多いので仕方がありません。
元看護士は年収が激減し転職すべきじゃなかったと後悔
私は非正規社員として転職をしても問題なかったかと言えば、全てがそうではありません。
以前は、正社員の看護師としてバリバリ働いていたので派遣社員となるとなんか不安になりますね。
もちろん、派遣社員を馬鹿にしているわけではなく、不安で仕方ありませんでした。
後悔していることは、やっぱり看護師に戻りたいと思っても、採用してくれる病院がないのではないか不安。
そのため、今後先の事を考えるなら、私もバリバリ仕事をして夫を少しでも支えれる妻になっていればよかったかな。
また、覚悟をしていたとはいえ、実際にお給料が安くなったときはすごくショックでしたね。
確かに派遣なので、残業などはほぼないため体力的には楽ですが、派遣社員は社員ではないので看護師をやめてしまったことを少し後悔。
300万円も違えば、今まで出来てた事もできなくなるので、少し考えが甘かったかなと反省はしています。
特に趣味でずっとやってきたスキューバダイビングに、行けなくなったのが悔しくてなりません。
それでも夫からは、私に看護師を続けて欲しくなかったと言われ、家族の事を考えれば転職をした方がよかったんでしょうか?
正社員は安定性がいいですし福利厚生、ボーナスもしっかりとあって、安定性を求めるなら非正規社員は絶対におすすめできません。
私のように家庭を持ちながら、家庭を優先する目的なら派遣はとても便利な存在です。
実際に後悔していることがあるわけではなく、派遣の立場は少し不安で、不安がすごく強い人はそのまま正社員の方が絶対にいいですよ。
総合的に見たら、私は派遣社員になってよかったので、看護師の仕事に戻ることありません。
非正規社員は、安定性がないと覚えておいて、それでもいいなら転職を考えればいいでしょう。
今は女性も仕事して当たり前ですが、家庭や子供の事を考えると、そのまま正社員を続けるのは難しい場合があるかもしれませんね。
正社員から非正規社員になったことで後悔もいくつかありますが、仕方ないと割り切っているので今はなんとか仕事をしています。
40代でリストラされた管理人から一言アドバイス
勇気を出して転職したのに、年収が激減してしまったら心配で夜も眠れませんよね?
私自身とっくに失業保険が終わって収入が途絶えてしましたが、正社員にこだわって転職活動を続けましたよ。
派遣やアルバイトなど非正規社員は世の中ひくてあまたですが、一旦非正規になってしまうとなかなか戻れません。
ですから、最悪の事態になってしまう前に、転職サイトに登録して自分の相場なり業界の動向を把握しておくべき。
気になる求人情報を把握しておくだけでも、雇い止めされてストレスや疲労が限界に達してうつ病になってしまう前に、転職の手が打てるようになるんですよ。
私は雇い止めされてうつ病になって、選択肢もなく1年間働けなかった過去があります。
マジ辛いですよ。
働きたいのに働けない辛さ、体が思うように動かなくなるんですよ?
基本的に、完全無料で利用できWEB上に履歴書などを登録しておけば、あなたの希望条件に近い求人情報や、あなたの職歴に見合ったプライベートオファーがメールで届くシステムになっています。
転職サイトに登録したら、ウザい広告メールが来ると敬遠しているでしょうが最新の転職サイトはそれらのメールブロック機能も充実。
邪魔な情報はブロックして、自分の欲しい情報だけをゲットできるんだったら得にしかならないじゃないですか?
しかも転職サイトには、性格診断や自己分析ツールも充実しているから使わない手はないでしょ?
自分の相場なり、業界の動向を把握しておけば、ハローワークに行って「40代に紹介できる求人はない」とか、転職エージェントに登録拒否されてもショックを受けもダメージを最小限に抑えられます。
看護士から事務の派遣社員になった40代女性まとめ
では最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。
- 家庭を優先したくて看護士の職を捨てた
- パソコンのスキルを持っていたので未経験の事務職に応募
- 年収が600万円から300万円に激減した
- 年収が半減したことで精神的に不安になった
- 趣味に割けるお小遣いが減ってしまった
転職支援をしている斎藤でした。