転職にはリスクがつきものですが、家族がいると更に慎重にならざるを得ませんよね?

一家の大黒柱としての収入源を失うわけにはいかないが、定年まで働ける見込みが限りなく低いのであれば、1日も早く転職活動を開始しなくてはならない究極のジレンマに襲われる。

もっと言えば、定職をお持ちの方ならば、期限を切らず永遠に転職活動できますが、私のように家族がいて突然リストラされたら悲惨です。

収入源が絶たれ、失業保険が切れるまでのカウントダウンが始まるのですからから。

職場に問題がある場合は今すぐ転職活動を開始せよ

「あなたの職場は、今後20年本当に安泰ですか?」との質問に対して、「絶対に大丈夫だ」と満足な回答ができる40代は多くありません。

既に少子高齢化が進んで、様々な市場が縮小しているのは目に見えて分かります。

自動車産業なんてどんどん衰退しているじゃないですか?

今の若者は、自家用車を持つことに何の興味を示さなくなっていますし、そもそも取れるとこから取る税金システムが馬鹿らしく思えてしまう。

それ故、某自動車メーカーの下請けだった私の勤め先はモロに影響を受け、従業員を切らざるを得ない状況に陥りました。

国内で生産するコストが高すぎて、主力製品がすべて中国の姉妹会社に移ってしまったのも痛かったですね。設計やら受注は日本で行い、おいしい所は全部中国の工場がやるみたいな構造です。

数年前まで、大手鉄鋼グループの一員としてブイブイ言わせていたのに、リーマンショックで外資系企業に買収され、更に弱り切ったところで主力商品と優秀な社員を持っていかれる。

そういう兆候は以前からあったもんだから、先を見越して転職できる人はさっさと去っていきましたね。

特に幼いお子さんがいれば、躊躇してしまう気持ちは十分理解できます。当時、私も生まれてくる子供がいたから決断できずズルズルと内部抗争に巻き込まれた経緯がありますからね。

でも、業績の悪化が目に見えて起こっている業界であれば、1日でも早く業界や職種を変えて転職する必要があります。

中国工場への移籍問題や、退職者が続出して職場の環境が最悪レベルまで落ちてしまい、良くはなかった人間関係が更に悪化してストレスも最大級に感じるようになります。

45歳が限界!万が一の場合は転職しようでは遅すぎる

それでも平穏無事に雇ってもらえる内は、しがみついてで媚びへつらってでも残る方が断然お得ですよね?

リーマンショック時に30名近い仲間が、自動車産業の下火と共にさらに半数近くの仲間がリストラされるか中国に飛ばされたけど、自分はプロパー社員だから大丈夫。

万が一の場合は、グループ会社が拾ってくれるよと考えている40代達は最も危険な状態にあると言えます。

有効求人倍率があり得ないほどの伸び率を記録しているし、長年培った現場や管理職としての経験があればどこに行っても活かせる。自分程の実力があれば中途採用の障害はないと考えがちです。

でもちょっと待ってください。

確かに実力があれば、どこに行っても採用されますしヘッドハントもされる。少子高齢化で40代以降の中高年に白羽の矢が立っていますから、引く手あまたは間違いありませんが45歳を過ぎると状況が一変してしまいます。

基本的に、年齢が上がれば上がるほど採用側のリスクもあがっていきますし、そもそもマッチングそのものが難しくなる。

40代前半であれば経験を活かして、どんな業界や職種にも転向できていたのが、40代後半になると転職エージェントに相手にされなくなるわ、選べる業界や職種がグッと狭くなるわで転職者側のリスクも一気に上がってしまいます。

管理職経験者で巨大なプロジェクトを動かしてきた華々しい経歴の持ち主である40代であれば、50代でも十分転職可能。

でも、私達のように年齢や転職回数がネックに感じている中高年は、加齢とともに条件が刻一刻と悪化してしまいます。

「子供がまだ小さいから」、「マイホームを買ったばかりだから」と転職を見送ってしまい、40代後半で泣きを見た人達を何人見てきたと思っているんですか?

将来について話し合い家族を説得することから始めよう

家族の中で、特にあなたの奥さんは収入源がなくなることへの恐怖を一番感じています。

給料だけでなくボーナスも満額貰えて、子供もできたしマイホームを購入した。家族の理想像ですよね。

でも運命の歯車が狂い始めると、人生って分からなくなるものです。ある日突然、ボーナスが支給されなくなったらどうしますか?ある日突然、片道切符の中国出張を命じられたら?ある日突然、リストラを勧告されたら…。

普段から夫婦間でのコミュニケーションが取れていれば、少しぐらい困難が生じても乗り越えていけますが、事お金の問題に関してはなかなか言い出せないんですよね。女性は男性よりも現実主義ですから、転職のリスクは到底受け入れられないものです。

それでも、これから起こり得る危険を回避するため転職に乗り出さなければならない旨、奥さんから理解してもらう必要があります。

在職中の転職はまだいい方ですよ。

リストラされた場合は、収入が途絶える危険性がすぐそこにあるんですから。

貯金の有無、上乗せされた退職金の使い道、失業保険の支給期間や支給額について、包み隠さず話し合うべき。

失業したら最もネックになる、国民年金や国民健康保険の支払方法も考慮しておかなければドツボにハマります。

30代の頃は全額免除されたから大丈夫と思っていても、家族が出来たことによって免除に至らず四苦八苦する場合も十分考えられます。

40代前半の転職で家族との時間が増えて良かった話

私自身、リストラ後に紆余曲折を経て1年と15日かかりましたが、総務職として転職を果たせました。

某大手の転職エージェントに100%無理だと言われていたにも関わらずです。

結果、特定受給者として6か月失業保険を受給後、幸運にも2か月の延長給付を受けることができました。この期間のうちには、内定を出して頂いた企業に3度入社した3か月弱の期間が含まれていますが、いずれも条件の不一致で試用期間内に自主退社。

完全に収入が途絶えたのは、1か月でしたがローンの支払いが滞らないかマジでハラハラしましたね。

20代30代で散々転職してきましたから「まぁ今回も余裕だろう」と考えていましたが、40代での転職活動は想像を遥かに超え難しかったなぁ。

敗因は、世の中の情報に感化されて、正攻法で攻めすぎたことですね。

最後の数か月は収入が途絶える一歩手前でしたから、死に物狂いという言葉がピッタリ。ゲリラ戦法を思いついたのもこの頃で、それまでは転職サイト経由で100社200社と応募しまくっていましたから。

極限の状態で人は成長すると言われますが、私の場合がまさにこれ。そんな極限の状態にあっても、ある程度正気を保って転職活動できたのは、妻から「最悪の場合、私が夜勤帯も働くわ」と言ってくれたことと、「お父さん頑張れ!」って励ましてくれた子供たちのお陰です。

本当に家族には感謝しています。

私はリストラされたので選択の余地はありませんでしたが、転職して良かったのは、家族との時間が増えたこと。

前職では、接待や付き合いでアフター5だけでなく、土日や大型連休も仕事仕事仕事でしたから。

転職先の介護医療業界は残業も休日出勤も基本的にありませんし、社外での付き合いも一切なし。定時に帰宅しては、子供たちと風呂に入り寝るまで一緒に遊ぶ毎日を送っています。

まぁ、給料は多少落ちてしまいましたが、こういう時間はお金には代えられませんよね?

40代の転職活動を支援している管理人からアドバイス

不採用通知を続けざまに受けると、「ひよっとして自分は、世の中から必要とされていないのか」と自暴自棄になってしまいます。そういうことばかり考えていると、精神的にも追い込まれて、転職活動どころではなくなってしまいます。

私も40代でリストラされて転職活動した際、散々不採用通知を受け取ったので気持ちは良くわかります。

ネガティブな感情は、行動する勇気を徐々に削いでいきます。「どうせ応募しても不採用だから応募しない」なんて思い始めると、ストレスが極限に達している証拠です。そうなってしまったら、転職エージェントに相談する気すら失せてしまいます。

40代が不採用続きなのは自分の市場価値やニーズを把握していないことが大半。

人は自分の範疇でないと中々物事を決められない生き物ですから、キャリアコンサルタントに相談するのが一番の近道。

でも理由を付けて、転職エージェントが持つ非公開求人枠を取りにいかないのは転職そのものを諦めるのと同じです。

転職エージェントは、転職サイトと違い無料で色々お世話してくれます。

転職エージェントに出向いて面談しなければならないのが唯一のデメリットですが、履歴書類作りやブラシアップを手伝ってくれたり、求人検索の時間を短縮できる点では、他人任せにして転職活動を進めていきたい40代にとっては頼もしい存在と言えます。

私が最もお世話になったJACリクルートメントは、日本の企業にはないリクルートメント・コンサルタント制を取っています。

これは、企業担当者がキャリアコンサルタントを兼任する形態を取っており、先方の企業風土や採用担当者の年齢だけでなく性格や好みといった企業情報を詳しく教え、面接対策に威力を発揮します。

さらに、登録から求人の紹介、面接、内定に至る一連の流れが非常に早いのが特徴。

紹介してもらえる求人は、基本的に面接まで進めるためストレスフリー。

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同じ苦労を重ねた私だからJACリクルートメントをお勧めしますADIMGL6712_TP_V-150x150 40代後半では遅すぎる!家族がいるからこそ転職を検討する必要性あり

家族がいるからこそ40代は転職を検討する必要性あり

最後に要点をまとめておきますので参考にしてください。

  • 45歳を過ぎると転職のハードルが一気に上がる
    転職エージェントに相手にされなくなる
    選択できる業界や職種の幅がグッと狭くなる
  • 一度リストラが行わたら、5年10年後にも悲劇は繰り返される
  • 転職するのであれば、奥さんの理解は絶対必要
    特に収入面は綿密に計画しておくべし
  • リストラされた場合は、いつまでなら転職活動可能か打ち合わせておく

まぁ何とかなるだろうと考えていると、ドツボにハマりますよ。ローンが滞って、マイホームを手放した同僚も一人いますから、何事も甘く見ないことです。

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万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?

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