リクナビNEXTなどのノウハウを読んでいると「 SNSで転職仲間の募集をして孤独な転職活動を乗り切ろう! 」と書いてあることが多いのには本当に驚かされます。仕事をする上では「 人間関係が辛いから独りで仕事したい 」なんてボヤいておきならが、独りで転職活動するのは不安ですか?

幸いにも、私は40代でリストラされて転職活動をした際、40代以降の仲間が50人はいたため、活動当初は「 自分だけじゃない 」という安心感がありました。しかし、日数が経つにつれ1人また1人と内定者が増えていき、結局最後まで残ってしまった私は「 自分だけ残ってしまった 」孤独感と絶望感に苛まれてしまいました。学生時代の就職活動と転職活動の大きな違いは、みんなが横一線で活動するか?たった一人での活動か?という点です。

40代からの転職活動は実に孤独

学生時代の就職活動とは違い、社会人の転職活動はたった一人での活動になり孤独を感じることが多いと考えています。働きながら転職活動を行う40代からの中高年の多くは

・自分が辞めようとしている気持ちは本当に正しいのだろうか?
・上司の退職をどうやって切り出せばよいのか?
・退職してから活動すべきなのか?転職先が決まってから上司に切り出すべきなのか?

などと考える余裕がありますが、我々のようにある日突然リストラを言い渡された40代の中高年は考える暇もなく転職活動を強いられるわけですから、ある意味悲劇です。学生時代の就職活動は、多くの同級生や同世代の仲間が一斉に活動していて情報収集もしやすいのですが、単独で行動するしかない社会人の転職活動は、特に孤独を感じてしまいやすく、情報を集めにくいのが現状でしょう。

もう少し具体的に言わせてもらうと、一般的に言って、情報量自体は、なんとか転職サイトや転職エージェント、転職会議などの口コミサイトなどでそれなりに手に入るが、具体的に何をどう行動すればよいのか分からないということかもしれないのです。

573dbc5464f8eab22ea3ba6a18ec15ab_s 40代の転職が失敗して絶望する前に優先順位を付けてみる

40代が退職を決めた理由はやっぱり給与や労働条件

正社員として転職活動をした40代に「 なぜ前職を辞めたのか? 」と聞いた調査によると、退職理由のTOP5は下記の通りです。

1位 29.0% 労働条件への不満
2位 28.7% 賃金への不満
3位 27.9% 仕事内容への不満
4位 26.6% 人間関係への不満
5位 22.7% 会社の安定性や将来性への不満

「 もうこれ以上、残業が続くのは辛い 」「 今の年収では老後が不安 」「 この仕事は自分には合っていない 」「 この上司とは馬が合わない 」などかなりネガティブな理由が見受けられます。

「 今よりもいい会社へ 」と考えるより、「 今そこにあるマイナス事象を解消したい 」という痛みが多くの40代の転職のきっかけになっていることがよく分かります。

どこまでいけば痛みを感じるのかは人それぞれですが、健康を維持できないような労働時間や、あまりに低すぎる賃金では、転職したくなる気持ちが生まれて当然です。

〇 58.5% 転職をしてよかった
△ 29.6% どちらともいえない
× 11.9% 転職して失敗した

上記は、実際に転職した人に、満足度を聞いた結果ですが、約6割の人が無事痛みを乗り切って「 転職してよかった 」と回答しています。特に企業の採用意欲が高まってきていて「 超売り手市場 」になっている現在の転職市場では、転職先の選択肢も豊富にあるため、年齢やスキルさえ合えば、かなり満足度の高い転職ができるという状況が伺えます。しかし、この結果にたどり着くまでには様々な困難を乗り越えなければならないのです。

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40代からの転職における5つの要件

特に、転職活動は婚活や家探しなどと同様に、人生で最も重要な選択であることは間違いありません。転職活動においては数多くの要件で構成されているのです。転職活動においては、仕事の内容、給与、賞与、労働時間、年間休日、企業風土や社内での人間関係、会社の安定性、将来性など多くの諸条件が複雑に絡み合うことになるのです。

家探しにおいては、いくつか物件を見ていると、広さや間取り、方角や日当たり、ローン上限月10万円、最寄りの沿線や駅まで徒歩15分以内、通勤時間は何時間かなどと明確にすることが容易いのですが、絶対にはずせない条件や重視する条件が決まっていないと、いつまでたっても目移りするばかりで永遠に決まらなくなってしまいます。

転職活動おいても、これとまったく同じ現象が起きてきます。例えば、仕事内容、給与、労働時間や休日、企業風土や社内の人間関係、会社の安定性や将来性といった多くの条件が、それぞれ複雑に絡み合っています。とはいうものの、職探しの際に重視される大きな条件は、次の5つに分類することができます。

  1. 給与( 月収、年収、賞与、その他福利厚生が希望にあうものか?否か )
  2. 条件( 勤務時間、年間休日、転勤の有無などが自分の生き方にマッチするのか?否か )
  3. 経験・スキル( これまでの経験やスキルがマッチしている仕事か?否か )
  4. 仕事の魅力( 仕事で得られる結果や、プロセスにどこまでやりがいを感じることができるか?否か )
  5. 企業の魅力( 人間関係や企業独自の風土が自分に合うか?否か )

自分は仕事をしていくうえで何を一番大切にしているのか?どんな環境でどんな働き方をすれば、ストレスを感じずに気持ちよく働いていけるのか?という項目を、この5つの要素の中で優先順位をつけていくだけで、少なくとも転職先を決めやすくなるはずです。100点満点の重視度配点を行って、重要な項目の配点を高く、そうでないものの配点を低くするように振り分けてみるとよいでしょう。


40代の転職が失敗して絶望する前に優先順位を付けてみるについてまとめてみました。

・40代からの転職活動は実に孤独
・40代が退職を決めた理由は、給与や労働条件がダントツ
・優先順位を5つ付けるだけで、転職先に迷うことはなくなる

私自身、仕事の魅力に重点を置いて転職活動を行いました。優先順位はひとそれぞれですが、指標を定めておくだけでブレることはなくなります。是非試してみてください。転職支援をしている斉藤でした。

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