開口一番「 私は普通の2倍仕事ができる人間だから、希望の年収は最低600万円以上です 」と堂々とアピールしてくる中高年転職者がいるのには驚かされてきました。彼らも履歴書類に「 希望年収600万円以上 」と書けば、書類審査すら通らないことを感じているようですが、マジで酷い。書類審査を通ったから何を言ってもいいと思っている大人が実に多い。

頑張って仕事するから待遇は良くしてほしいって気持ちは十分に理解できますし、私だって、ぶっちゃけ収入面が一番気になります。

ヘッドハンティングされるような、よっぽど優秀なサラリーマンは別ですが、1次面接の時点で、待遇面を切り出す転職者は内定を勝ち取ることは難しいですね。面接は通常、1次面接、2次面接、役員面接が行われますが、企業規模により面接回数は異なります。40代以降の転職者であれば、いきなり経営者との面接で即決されることもあり得ます。

職務能力や適応能力をアピールできない40代転職者

ookawa1224IMGL1712_TP_V4 いきなり面接で年収の話題を持ち出す40代転職者は採用されないの法則

複数回の面接を行う場合は、1次面接では配属部署の社員が同席することもありますが、基本的に採用担当者が面接を行います。面接内容としては、募集条件に見合う人材かどうかを職務経験や条件から見極めます。

1次面接では、応募企業が求める職務能力を持っており、労働条件でも全く問題がないことをアピールしてください

2次面接では、採用担当者と配属部署の上長が行うことが多く、実践的な職務能力があるかどうか、配属部署で適応できる人材かどうかが見極められます。

専門的な知識や経験があり、戦力として十分に貢献でき、良好な人間関係を構築できるということをアピールするべきでしょう。

役員面接では、職務能力については1次、2次面接の担当者からの情報を得ているため、専門的な質問は少ないと考えられます。また、「 なぜ当社なのか? 」という回答にこだわる役員もいらっしゃいます。一次面接から企業研究を行って臨む必要がありますが、特に役員面接では、応募企業への思いと企業貢献できることを具体的にアピールすべきです。

役員面接において専門知識がない役員がほとんどですから専門用語は多用せず、わかりやすく説明するのがポイントです。

私の経験上、1次面接、2次面接、役員面接を通して、志望動機や退職理由など同じ質問を受けるケースが多いと思います。2次面接と役員面接で1次面接と同様の質問に対して詳しく説明することは何ら問題ありませんが、回答の主旨が変わってしまわないように心がけてください。

また、役員面接だからと言って下手に構える必要はありません。1次面接、2次面接と通過してきているわけですから、これまでの回答を軸にして応募企業への熱意と意欲を示すべきでしょう。

40代の転職者に対して、企業の期待値は自ずと高くなってしまいます。特に役員面接においては、会社を改善して欲しいなどといった要望がある場合がほとんどですが、そのような場合は具体的な内容や期限等についても確認しておくべきでしょう。

内定が欲しいからと言って安請け合いをすれば、入社後に期待に応えられず、必要のない人材となってしまう可能性もあり得ます。十分に気を付けてください。

年収の話を切り出すのが早すぎる40代転職者

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40代以降の転職者の多くは家庭もあり、大幅な年収ダウンは避けたいと考えている方が多いでしょう。

しかし、面接でいきなり福利厚生に関する質問をすれば、待遇面だけにこだわる応募者だという印象を与えてしまい、好感を持たれることはありません。

面接官から希望年収について質問され、高額な金額を希望すれば、自社に見合わない人材だと判断されてしまいます。1次面接や2次面接の時点で希望年収を聞かれた場合は、募集要項で記載されている年収や給与と開きがないような額を示すべきでしょう。

年収がダウンしても入社したい企業であれば、「 前職では600万円いただいておりましたが、貴社の給与規定に従ってご提示いただければ幸いです 」と希望年収を提示せず、面接官の出方を観察するのが妥当です。自分から希望年収や給与を提示する場合は「 入社後の実力を見て判断していただきたいですが、生活もかかっておりますので、500万円いただければ幸いです 」と、職務能力に自信があることを示したうえで提示すべきです。

繰り返しになりますが、年収や給与についての質問は、タイミングが重要です。

希望年収や給与を提示する際は、面接官が採用したい人物だと考えた時点で伝えるべきです。

年収の話題が出なければ内定後に交渉する

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面接官が採用したいと考えていない状況下においては、希望年収を伝えても無意味に終わります。

面接官が、配属部署の社員や業務の詳細について意欲的に説明する場合や、「 内定を出したら本当に入社してくれますか? 」との質問を受けたときは採用される可能性が高いと考えられますので、面接の最後に希望年収を提示できるタイミングです。

面接において希望年収についての質問がない場合は、基本的に内定後に交渉すべきです。

面接は採否を決める段階であり、交渉が難しいケースがほとんどですが、内定後であれば、入社するかどうかを内定者が決められるため、提示された年収が低い場合は、内定を辞退することも視野に入れることができます。

給与規定の関係で提示した希望年収に満たない場合がある一方で、中小企業であれば、オーナー社長の一存で年収が決まってしまう企業もあり得ます。数回の面接を行う場合には、最終面接まで切り出さず、欲しい人材だと思わせたうえで企業の出方を見極めることも戦略の一つと考えてください。

面接で年収の話題を持ち出す40代転職者まとめ

最後になりましたが、今回も要点をまとめておきます。

 ookawa1224IMGL1712_TP_V4 いきなり面接で年収の話題を持ち出す40代転職者は採用されないの法則 1次面接では、応募企業が求める職務能力を持っており、労働条件でも全く問題がないことをアピール
 ookawa1224IMGL1712_TP_V4 いきなり面接で年収の話題を持ち出す40代転職者は採用されないの法則 2次面接では、戦力として十分に貢献でき、良好な人間関係を構築できるということをアピール
 ookawa1224IMGL1712_TP_V4 いきなり面接で年収の話題を持ち出す40代転職者は採用されないの法則 最終(役員)面接では、応募企業への思いと企業貢献できることを具体的にアピール

年収の話しを切り出すのはタイミングが重要です。私の経験からも、内定後にするのがオススメですね。是非実行してみてくださいね。

転職支援をしている斉藤でした。

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